テレビとはヤンキーの心を掴むことという記事を読んだ。 自分はどっちかというと反社会的な考え方を持ってると思う。子供の頃から社会から与えられるものにはそっぽを向いてきたし、親や教師の言うことなんてさらさら聞きはしなかった。そういう意味では自分にも「ヤンキー」的な部分は多少あるんじゃないかと思う。 しかし時代が変わってしまった。大人になってみたらあれほど「俺がぶち壊してやるぜ」と思っていた社会の壁はとっくに崩壊していた。ふり上げた拳は行き場を無くし、同時に生きる意味も見失っていた。 そう、自分には敵が必要だったのだ。その敵と戦う自分がアイデンティティだった。しかしその敵は俺が戦う力を練り上げてる間に自分で勝手に崩れ落ちており、もはや「反社会」はギャグにしかならなかった。 引き合いに出して申し訳ないが、バレンタイン粉砕デモで恋愛資本主義を打倒せよといった活動には大爆笑させてもらった。ギャグでやっ