4日に公示された衆議院選挙で、選挙違反の疑いがあるとして警視庁が東京都内で行った警告は、ポスターなどの掲示に関する違反を中心に3日までに172件となっています。 警視庁によりますと、今回の衆議院選挙に関連して選挙違反の疑いがあるとして都内で出された警告は、3日までに172件でした。 衆議院の解散が早い時期から注目されていた前回、3年前の衆議院選挙の同じ時期に比べて164件減少しています。 警告のほとんどは、公示前の街頭演説で立候補予定者の名前を書いた「のぼり旗」を立てたり、ベニヤ板などの上にポスターを貼ったりするといった文書の掲示に関する違反が占めているということです。 中には立候補予定者が自分のブログで投票を依頼するという違反行為への警告もあったということです。 政権の枠組みの行方が注目されるなか、今回も激しい選挙戦が予想され、警視庁は今月16日の投票日に向けて、およそ2000人の態勢で