15日に閉幕した徳島市の夏の風物詩「阿波踊り」は、有力な踊り手グループ(連)が所属する踊り手団体「阿波おどり振興協会」が、市が中心となって新たに組織した実行委員会の反対を押し切り、恒例の「総踊り」を強行開催する異例の展開となった。巨額の累積赤字の発覚で市が乗り出した改革は、市と踊り手団体の対立を印象づける悪循環に陥っている。いったい、何が起きていたのか。【大坂和也/徳島支局】 【写真特集】踊りの熱気に包まれた徳島 ◇踊り手団体が反対を押し切り「総踊り」 総踊りは阿波踊り期間(8月12~15日)中、毎日午後10時から実施されてきた注目イベントだ。4カ所の有料演舞場の一つ、「南内町演舞場」を会場に、1000人以上が一斉に踊る迫力と美しさが人気を集めてきた。だが今年、実行委は同演舞場へのチケット売り上げの集中を避けるためとして中止を決定。各演舞場ごとに有名連が続々と踊り込む新たな演出に切り替えた
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