前回のブログでは、お釈迦さまの時代をはじめとする古(いにしえ)より、仏教と医療は切っても切れない関係にあり、そして日本においても、江戸時代の末くらいまでは、僧侶の『僧』と医療の『医』と書く 僧医(そうい) と呼ばれる人たちが当たり前におられたことをお伝えしました。 ↓ ↓ ↓ リンク:お釈迦さまの時代の医療と仏教 お大師さまは1200年あまり前に中国の唐から密教を日本に持ち帰って広めたことで知られていますが、密教以外にも当時の最先端の文化や土木技術なども学んで帰られています。 その中で、お大師さまは 医療 に関する最新の知見を密教との関係も含めて説いておられます。 お大師さまは、病気の原因について大きく分けて二つあると説かれています。 身体の病 こころの病 の二つのことです。 身体の病に関しては 適切な診断と薬の処方があれば治る とお大師さまは言われており、これは現代医学でも同じことが