交流サイト(SNS)大手ミクシィが新たな収益体制の確立に向けてかじを切った。25日付で朝倉祐介執行役員が社長に昇格、創業者の笠原健治社長は代表権のない会長に就く。かつて国産SNSの雄として名をはせたミクシィも、2013年3月期は広告収入が伸び悩み、5%の減収。急激に進むスマートフォン(スマホ)シフトへの対応や、フェイスブックなど国内外のインターネットサービス企業との競合など、厳しい局面にどう立ち
ヤフーが経営陣をほぼ総入れ替えして約1年。2013年3月期に16年連続で増収増益となるのは確実だ。同社はポータルサイト最大手としてネット広告や電子商取引(EC)で収益をあげてきたパソコン時代の雄。だが、スマートフォン(スマホ)の登場で業界地図は塗り替わりかねない。「爆速」を合言葉に「第2の起業」ともいうべき大胆な事業再編を進める新生ヤフーを検証する。「いいものをつくるには会議より会話。縁側のよ
「想定していた5倍のペース。初年度に3万冊の注文を見込んでいたが、今のペースだとふた桁万台に乗りそうです」――。 そういって笑みを見せるのは、新規事業の社内起業制度に応募し、3人のメンバーとともにノハナを開発してきたミクシィ イノベーションセンターの大森和悦。来客者などが通される会議室フロアの狭い1室を「ガレージベンチャー」のごとく占拠し、4人で手分けをしながら注文があった数千のフォトブックのデータ検品などをしてきた(梱包・発送等は別所)。 出だしが好調なことから、25日には執行役員の計らいでエンジニア3人が増員され、メンバーは7人に。ガレージは手狭になってきた。 ■「ママには忙しくて時間がない」 大森には3歳の息子がいる。「誤解を恐れずに言えば、自分の嫁と子どものために考えたサービス。家族のコミュニケーションや笑顔を増やすような家族向けサービスを作りたかった」。大森のそんな思いは、スマホ
現在、米高校生の間で爆発的な人気を誇るスマートフォン(スマホ)向けの写真共有アプリ(応用ソフト)がある。ロサンゼルス市に本拠を置く「スナップチャット」だ。ほかの写真アプリとの違いは何か。エバン・スピーゲル共同創業者に聞いた。「ほかの写真アプリとの最大の違いは、写真が自動的に消えること」と、スピーゲル氏は説明する。スナップチャットで送る写真には、1~10秒間の閲覧時間を設定できる。設定時間を超え
三菱重工業と日立製作所は電力システム事業を統合する方針を固めた。2014年春に新会社を設立する。統合するのはガスタービンなど火力発電所向け設備が中心で、原子力発電プラントは除く。売上高を合計すると1兆5千億円規模に達し、独シーメンス、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の2強に近づく。世界経済の不透明感が高まる中、急成長する社会インフラ市場で勝ち抜くには事業規模を拡大する必要があると判断した。両
「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの連結売上高は2013年8月期に1兆円を超えそうだ。アパレルメーカーも含め衣料品関連企業では初めて。低価格・高機能商品を武器に1号店出店から約30年で大台に乗せる。衣料は典型的な内需型産業だったが、ファストリはアジアなど海外開拓をテコに新たな成長モデル確立を急ぐ。ファストリの12年8月期の連結売上高は前の期比1割程度増えて、約9300億円だったもよう
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