平昌冬季五輪の選手村で風にはためく五輪旗(2018年2月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/Kirill KUDRYAVTSEV 【2月8日 AFP】平昌冬季五輪組織委員会(POCOG)は7日、開催地の韓国・平昌(Pyeongchang)で感染力が極めて高いノロウイルスの患者数が3倍近くに増えたことを受け、アスリートへの大流行を阻止するための緊急対策に乗り出した。 ここまで計86人に上っている感染者の中にアスリートは含まれておらず、POCOGは平昌五輪の開幕を目前に控える中、患者数を増やさないために全力を尽くしていく姿勢を示している。ウイルスが選手に拡散し、その中に一人でもスター選手が含まれるようなことがあれば、開催国の韓国にとっては大失態をさらすことになる。 韓国疾病予防管理局(KCDC)は記者会見を開き、嘔吐(おうと)や下痢などの症状を引き起こすノロウイルスの感染拡大について警告し、ど