第1回 「成果」をあげる意思決定には方法がある 経営コンサルタント 吉田 繁治氏 2005年12月14日 ビジネスマンの間で人気を誇るメールマガジン『ビジネス知識源』では、良質な経営・IT・ビジネス・経済知識の提供を目標に、様々な情報発信をしている。著者の吉田繁治氏の諒解を得て、吉田氏のドラッカーに関する論考の部分を短期集中連載する。 「経営学の父」と呼ばれ、世界の巨大企業経営者に大きな影響を与えてきたドラッカー教授が11月11日、老衰のために死去されました。享年95歳。十分に生き、十二分に書き、多くを語った人です。 経営コンサルタントの私のもとには、彼が死んでも、開けば対話ができる本が何冊か残されています。ドラッカー教授の熱心な読者ではありませんでしたが、難所を迎えるたびに切実に読んで来たことは事実です。 このシリーズでは、経営者ばかりでなく、若い日本の世代に参考になりそう
操作される世論、調査のウソを見抜く (日経ビジネスAssocie編集) ずさんなアンケートを論破して自説に説得力をつけるには、リサーチリテラシーを強化する必要がある。 以下に掲載した新聞記事は、2003年3月、イラク戦争開戦直後に読売新聞と朝日新聞がそれぞれ実施した世論調査の結果を報じたものだ。読売には「支持」、朝日には「不支持」の見出しが躍っている。 読売は改憲を主張し、朝日は反戦・護憲を訴えるというイデオロギーの違いはある。ただ世論調査は各紙の愛読者に尋ねたのではなく、全国の有権者から無作為抽出した数千人を対象にしている。本来、似たような結果が得られるはず。つまり質問の仕方や数字の解釈によって、これだけ結果が変わるということなのだ。 2003年3月22日朝日新聞 2003年3月25日読売新聞 2003年3月25日読売新聞 next: 「やむを得ない」は「賛成」派?
デキる人はストレス管理が上手 (日経ビジネスAssocie編集) よいハードワークvs悪いハードワーク 今井 功(いまい・いさお) 東京ストレスマネジメント代表取締役。明治学院大学社会学部卒。川崎市衛生局でメンタルヘルス業務に従事した後、1984年に東京ストレスマネジメントの設立に参画。89年より現職。ストレス診断システムの開発や企業ストレス調査、企業研修などを行っている。 一口にハードワークと言っても、会社設立のために寝食を忘れて仕事に没頭し達成感を得ている人もいれば、多忙に振り回されてうつになってしまう人もいます。 その違いは、ストレスを適正レベルに保てるか否かが関係しています。「ストレス=悪者」のイメージがありますが、ストレスは目標の達成や向上心を支えるエネルギーとして不可欠です。少なすぎると倦怠感を覚え、無気力になります。もちろん、仕事量が膨大で人間関係にも恵まれないなど
Q. 勉強時間が取れない。どうしたらいい? (日経ビジネスAssocie編集) 自分専用の勉強机を持とう 西山昭彦(にしやま・あきひこ) 東京ガス西山経営研究所長 1953年生まれ。75年一橋大学卒、東京ガス入社。ハーバード大学大学院留学、修士課程修了。91年社内ベンチャーとしてアーバンクラブを設立。99年法政大学大学院博士課程修了。経営学博士。2004年より現職。近著に、『仕事ができる人の「人間関係」戦略』(成美堂出版)、『仕事がどんどんうまくいくスピード整理術』(実業之日本社)など。 隙間時間の捻出術などのよくあるノウハウは他書に譲るとして、勉強時間を十分に確保することができない中で知識を吸収するには、勉強時間の密度を濃くする工夫が必要です。 そこでお尋ねしますが、あなたは自分専用の勉強机を持っているでしょうか? 20〜30代のビジネスパーソンの研修などでよく尋ねると、ザッと
「移動通信サービスの向上、発展に尽くしてほしい」――。11月10日、竹中平蔵総務大臣は、携帯電話の新規参入を認める認定書をソフトバンク、イー・アクセス、アイピーモバイルの3社のトップに手渡した。 12年ぶりとなる携帯電話の新規参入の決定。来秋には他社へ既存番号を引き継ぐ「番号ポータビリティー制度」の導入も控える。加入者数が9000万件と飽和状態に達した国内携帯電話市場は、さらなる競争にさらされる。 しかしこれは序章にすぎない。ポスト携帯として新たな刺客が急浮上してきたのだ。その名は「無線IP(インターネットプロトコル)電話」。仕掛けるのはライブドアである。 「携帯会社が投資額の高いインフラをバンバン設置し、それを高い通話料金で消費者が使わされている現状は、おかしい。バカ高い電話由来の技術ではなく、インターネットの安くてシンプルな技術を使ったものが普及するのは、世の常だ」 竹中大臣が認定書を
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