【読売新聞】 「記録や録音はしないように」。約30項目にわたる事業を見直した5月の査定会議で、山下知事は事業担当者にそう指示した。 国の予算措置を含め、総事業費で4700億円の削減を見込む大改革。ただ、会議の内容を記した議事録は作成
Published 2023/08/12 16:22 (JST) Updated 2023/08/12 16:29 (JST) 漢字にもっとふりがなを振って―。子どもや外国人が漢字を読みやすくするために、ウェブサイトや出版物、案内板の漢字にふりがなを振るよう出版社や自治体などに働きかける活動を、オンライン証券大手マネックスグループの松本大代表執行役会長が始めた。活動を担う「ルビ財団」を5月下旬に立ち上げ、2年間をめどに1億円の私財を投じて集中的に活動する。 財団は、ふりがなを意味する「ルビ」から名付けた。ウェブサイト上でボタンをクリックすれば、文脈に応じて漢字に自動でルビを付けたり消したりできるソフトを開発し、年内に自治体などへの無償配布を始めることも計画している。
「宮本常一の民俗学は、私たちの生活が『大きな歴史』に絡みとられようとしている現在、見直されるべき重要な仕事」だという民俗学者の畑中章宏氏による『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民がつくる』が話題となっている。 『忘れられた日本人』で知られる民俗学者・宮本常一とは何者だったのか。その民俗学の底流にある「思想」とは? 日本はひとつではない 日本全国をすみずみまで歩き、人びとの話を聞いた宮本常一。 『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民がつくる』では、「古代社会は統一された『ひと色の文化』のなかにあったのだろうかと疑問を抱く。そして『日本』がひとつではないことを描き出していった」と、「日本はひとつではない」という指摘を掘り下げている。 〈網野善彦は、『忘れられた日本人』を中心とした宮本の仕事が、戦後歴史学、あるいは近代歴史学自体の根本問題を鋭く突くものでもあったと指摘する。 さらに当時の学界で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く