前提 本記事では、Windows10または11でWSL2が使用できるところまでセットアップされていることを前提とします。また、WSLのインストールバージョンのデフォルトがWSL2となっていることとします。 上記セットアップがまだの方は、下の記事を参考にしてください。 本稿では、WSLにFedoraをインポートし、root以外のユーザが利用できるように設定します。 rootfsをダウンロードしよう Fedora用の”rootfs”というものを用意します。WSLへディストリビューションを追加するために必要です。 Fedora 39の”rootfs”はこちらのリンクからダウンロードください。 Fedora 38の場合はこちらのリンクです。 これ以降の図やコマンド等はFesora 39のものですが、手順は同じです。コマンドの中の「39」を「38」に読み替えてください。 ファイル名は、 fedora