Cisco Systemsは、ストレージ大手EMC傘下の仮想化ソフトウェア会社VMwareに1億5000万ドルを出資し、小口株主になると発表した。 Ciscoの持ち株は全体の約1.6%になる予定。VMwareは、将来性が注目される仮想化分野でトップシェアを獲得している。同社が開発しているのは、1台のコンピュータに複数台のサーバの機能を持たせるソフトウェアである。コンピュータの機能をエミュレートし、1台のマシンで複数のOSやアプリケーションを実行するのを支援する。各マシンからより多くの演算能力を引き出すことが可能になるため、企業にとって有益な製品である。新規に購入しなければならないマシンの数を削減し、経費(とくに電力コスト)と工数の大幅な削減につながることが多い。 アナリストによるとVMwareは現在、仮想化分野で約85%の市場シェアを持っている。今後数年間で、市場は200億ドル規模に成長す
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