Nginx開発チームは4月24日、オープンソースのWebサーバー「Nginx」の最新版「Nginx 1.6」を公開した。SPDY 3.1サポートなど多数の新機能が導入されている。 NginxはHTTPサーバーおよびリバースプロキシサーバー機能を持ち、軽量、高速などを特徴とする。FastCGI、uWSGI、SCGIといった各種インターフェイスにも対応し、memcachedを使ったキャッシュ機構も持つ。圧縮、負荷分散、SSL/TLS SNIサポートといった基本的なHTTPサーバー機能のほか、IMAP/POP3プロキシサーバーなどの機能も有する。LinuxのほかWindows、Mac OS X、各種UNIXなどで動作し、二条項BSDライセンスで提供される。 Nginxではバージョン番号の最初のドット(.)に続く数字が偶数のものを安定版、奇数のものを開発版と位置付けている。Nginx 1.6.0は