ハーブやスパイスといえば、一振りするだけでいまいち冴えない料理もおいしくしてくれる、ありがたい存在。それだけではなく、意外にも健康に役立つものが多いのです。 さまざまな食材に豊かな風味を加えてくれるだけではなく、たいていのハーブやスパイスには健康増進効果があるのです。メディカル系ブログメディア「WebMD」によると、ガンや糖尿病、心臓病といった、命に関わるような重大な病気の予防につながる効果も期待できるとか。 さらにスパイスは味付けに使われる調味料の置き換えにも使えます。例えば、スパイスをほんの少し足すだけで、減塩効果が期待できます。これでナトリウムの摂取量を抑えられれば、高血圧の防止に役立つのです。 では、それぞれのハーブやスパイスについて、その効能を紹介しましょう。 ローズマリー ローズマリーには、数千年前から医療や料理の味付けに使われてきた歴史があります。抗酸化物質や、消炎作用を持つ