By Larry Koester イタリアの名所の一つで、世界遺産にも登録されているピサの斜塔は、建物全体が約4度の角度で傾いて立つという世界でもまれに見る建造物です。建設途中から徐々に傾きはじめ、1372年の完成から現在までに少なくとも4度の大きな地震を経験してきたにもかかわらず、600年以上も倒れずに立ち続けてきたピサの斜塔の強さの秘密が、最新の土木工学による研究から明らかにされています。 May: Leaning Tower of Pisa | News | University of Bristol http://www.bristol.ac.uk/news/2018/may/tower-of-pisa.html この研究はローマ第三大学のカミロ・ヌッティ教授の主導のもと、16人の科学者による研究チームが進めてきたもの。メンバーにはブリストル大学土木工学科のジョージ・ミロナキス教授