高校生の将棋棋士、藤井聡太七段が8日、棋士のランクを決める「順位戦」での連勝を18に伸ばし、中原誠十六世名人が持つデビューからの連勝記録に並びました。 藤井七段は8日、大阪の関西将棋会館でことし最初の公式戦としてこの順位戦に臨み、富岡英作八段(54)と対局しました。 この対局で富岡八段が先ほど投了し、勝った藤井七段は連勝を「18」に伸ばしました。 日本将棋連盟によりますと、順位戦のデビューからの連勝記録は、中原誠十六世名人が昭和42年に20歳1か月で達成した「18」が最高で、藤井七段はこれに並びました。 デビューからに限らない順位戦の連勝記録は、森内俊之九段が平成5年に22歳3か月で達成した「26」だということです。