総務省が7月に発表した「就業構造基本調査」によると、パートやアルバイトなどの非正規社員数は2043万人となって2000万人を初めて越え、働く人全体の38.2%を占めているそうだ。また過去5年の調査によると、正社員だった人が転職すると非正規社員になってしまう割合は40.3%、半数近くの人が不安定な仕事を選んでいるそうだ。その反対、非正規社員から正社員になったのは約4人に1人の24.1%、こちらもかなりの狭き門となっている。 関連情報を含む記事はこちら 正社員になれず、なれたと思ったらブラック企業だった、なんて落とし穴があったり、サービス残業や過酷な労働に対して収入が見合わなくて、お金も貯まらずに将来には不安がいっぱい、さらにはセクハラ、パワハラ、モラハラ、マタハラなどもあり、これじゃ結婚や子育てどころじゃない!…… などなど、働く人を取り巻く環境が問題となっている日本。そんな不安ばかりな人