来たる3月14日に、私にとっては初の単著作となる『大研究 日本の道路120万キロ』が実業之日本社から新書として発売になります。どのような内容の本であるかは、実業之日本社の紹介ページに記載されている通りです。ぜひご覧下さい。 これを読むと分かるとおり、この本は「道路の面白さを“万人”に伝えたい!」というのが最大の目的であり執筆の動機になっています。私ヨッキれんは“廃道伝道師”を標榜してきましたが、廃道がこれまで皆様の支持を集めることが出来たのは、ひとえに「道路の面白さ」に拠るところが大きいと思っています。 ただ崩れかけた道路を冒険する楽しさだけでは、こんなに長続きしなかったのではないでしょうか。 道路にはそれを取り巻く様々な制度があり、その制度を活用し、時には制度に縛られながら、人間が知恵と力を振り絞ってきた。その成果が明治以降の道路です。そして制度はただあるのではなく、その背後には遠大な思