河口湖、バス釣り激減でワカサギ放流 「定着するの?」2008年9月29日13時24分印刷ソーシャルブックマーク 7月末の調査で、河口湖で取れたワカサギ=山梨県富士河口湖町、河口湖漁協提供 ブラックバスを放流し、釣り客を集めてきた山梨県の河口湖(富士河口湖町)で、河口湖漁協が今度はワカサギの放流に乗り出した。釣り客が激減したため、「脱外来魚」で客足を戻そうという狙いだが、ワカサギにとってブラックバスは「天敵」のはず。専門家からは「本当に定着するのか」と疑問の声も上がっている。 河口湖のワカサギ釣りは10月1日に解禁される。漁協は県水産技術センターと協力して昨年度から試験的に放流を開始。今年度は、体長3センチ程度まで育てた15万匹を含む計約1億8千万匹の稚魚を6月、湖に放した。 7月末の調査では、地引き網に約2万3700匹のワカサギがかかり、順調に成長していることが確認された。漁協は「10月ぐ