本業はエンジニア、副業は探偵――2つの顔を持つ男が始めた「ITを使った浮気調査」の実力(1/3 ページ) 表の顔はエンジニア、裏の顔は探偵――。都内某所に、そんな男性が立ち上げた探偵事務所が存在する。創設者の船木孝則氏(仮名)は、ソフトウェアメーカーや金融系SIerを経て独立し、フリーランスのエンジニアとしてシステム開発などに長年携わってきた経験を持つ。 事務所の名は「東京IT探偵」。船木氏が2017年に設立し、浮気調査を中心に、人探しや盗聴器の探索などを請け負っている。同氏の他にも、組み込み系のエンジニアとWebデザイナーを本業とする探偵が2人在籍し、2足のわらじを履きながら調査に協力している。 船木氏の探偵としてのモットーは「エンジニア経験を生かし、ITをフル活用すること」。まだ試行錯誤を重ねている段階だが、プログラミングを活用した業務自動化などを採り入れ、浮気調査の効率化を図っている