2021.02.10 ワクチン接種のための行政各部の総合調整を命ぜられました。 まずファイザー社のワクチンの接種を2月中旬から始めます。 これは先行接種者健康状況調査といって、1、2万人程度の医療従事者の方を対象に、接種後約1か月に起こる副反応の症状に関する調査を行います。 この調査によって、接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛など、様々な副反応の頻度など調べ、皆様に情報提供する予定です。 その後、4月頃から高齢者への接種が始まる予定です。 ファイザー社のワクチンは、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンと呼ばれ、新型コロナウイルスがヒトの細胞に侵入するためのスパイク蛋白とよばれる物質を作るための遺伝子情報を持ったmRNAを脂質ナノ粒子というもので包んだ物質が入っています。 mRNAは室温ではすぐに壊れてしまうため、ファイザー社のワクチンは、マイナス75度という超低温で輸送、保管されます。