今ではイノベーションが起きにくいといわれる日本ですが、かつてイノベーションによって世界的大企業へと躍進した日本企業は少なくありません。その一つが世界初の小型純電気計算機「カシオ14-A」や世界初のパーソナル電卓「カシオミニ」など多くの「日本初」「世界初」によってさまざまな分野でイノベーションを起こしたカシオ計算機(以下「カシオ」)です。同社を率いたのは有名な「樫尾四兄弟」の長男・樫尾忠雄氏でした。 【詳細な図や写真】カシオ計算機のこれまでの歩み ●これからの職人は腕だけではダメだ 1917年、父・茂、母・キヨノの長男として高知県南国市に生まれた樫尾忠雄氏(以下、忠雄氏)はわずか5歳の時に両親と妹の親子4人で東京に移り住んでいます。農業以外に焼き物などの副業を行っても食べるのが精いっぱいという暮らしの中、東京で大工として働いていた叔父からの「東京に出てきて大工の仕事を手伝ってくれないか」とい
水産ねり製品メーカーの一正蒲鉾(新潟市)も健康面の魅力発信を強化する。サラダチキン市場が広がる中、同社は摂取カロリーを控えたいなどの声に対応するため、魚肉すり身が原料の「サラダフィッシュ」を開発。カロリーとDHA配合量をパッケージに明記して1年前に発売した。サラダチキン魚版の先駆けとされる。1日からはよりほぐれやすくジューシーにしたリニューアル品を発売。新たにEPA配合量を明記し、健康志向取り込みを強化する。 スモークサーモンや煮魚・焼き魚製造の松岡水産(千葉県銚子市)は「サラダサーモン」のラインアップを拡充。3月から新しく「スモークパストラミ」と「タンドリー風」の2種類を投入。従来のスモーク、オリーブオイルと合わせ4種となった。新しい2種類はチリ産アトランティックサーモンが原料。脂のりが良く、味付けをはっきりさせることで使いやすさを追求した。「そのまま食べても、ひと手間加えてもおいしい」
山中伸弥京都大教授のノーベル医学生理学賞の受賞が決まり、心境を語る高橋和利京都大講師=千葉県成田市内のホテルで2012年10月9日午前0時8分、矢頭智剛撮影 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(50)は8日夜の記者会見で、一人の若手研究者の名を挙げて謝意を伝えた。同研究所講師の高橋和利さん(34)。無名時代から山中さんを支え続ける愛弟子であり、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の発見に導いた同志だ。 【ノーベル賞受賞者同士で】「研究者に遊び心必要」「若手も私に質問して」 山中教授、田中耕一氏と語る 「大変光栄です。ただ、僕だけでなく、同僚たちの誰一人が欠けてもできなかった成果です」。9日未明、出張先の千葉県成田市のホテルで、高橋さんは冷静に喜びを語った。 山中さんは99年、奈良先端科学技術大学院大で初めて自分の研究室を持った。高橋さんはその翌年に同
西田敏行、三國連太郎が12月26日(土)、東京・丸の内ピカデリー1で行われた、主演を務める国民的人気シリーズ最終作『釣りバカ日誌20 ファイナル』の初日舞台挨拶で異例のカーテンコールに立ち号泣。投げキッスと「愛してるよー!」のメッセージをファンに贈った。 【関連写真】この記事のほかの写真 同シリーズレギュラーの浅田美代子、今作キャストの吹石一恵、塚本高史、朝原雄三監督と舞台挨拶を終えて退場したが、客席から沸き起こった「ハーマーちゃん!」「スーさん!」の大コールを受けて2人で再登場。西田さんは「映画の舞台挨拶でカーテンコールが掛かるなんて前代未聞。みんな、愛しているよー」と大粒の涙。三國さんも涙を拭いつつ「これからも映画を愛してやってください」と呼びかけ。2度目の退場時にも止まない声援に西田さんは投げキッスを3回贈り、満面の笑顔で応えた。 挨拶を終えた西田さんは「今日は泣くまいと思った
ドイツのベンチャー企業、Jimdoが提供するCMSサービス「Jimdo」。このサービスをKDDIウェブコミュニケーションズが日本語化して、3月25日から提供を開始した。ブログとしても利用できるこのサービスは、すでに全世界で約50万人が利用しているという。日本語版は、初年度で30万のアカウント登録数を目指す。 【その他画像付きの記事】 無料の「Free版」と月額945円の「Pro版」があり、Free版は、ページ上に広告が掲載され、容量500MBまで利用できる。Pro版は広告の掲載はなく、5GBまで利用できる。Pro版では「独自ドメイン」「5つまでのメールアカウント」「詳細なアクセスログ」といった追加機能があり、中小企業向けに開発中だという「Biz版(仮称)」ではさらに、アクセス制限や記事公開のための承認ワークフローのための機能追加を検討中だという。 Jimdoは、HTMLやCSSを意識
出版&新聞ビジネスの明日を考える:週刊誌の中の週刊誌、というよりも雑誌の中の雑誌、日本を代表する総合週刊誌の部数減が著しい。 【表:総合週刊誌の部数】 【他の画像】 日本雑誌協会のマガジンデータによると、4大誌『週刊文春』『週刊新潮』『週刊ポスト』『週刊現代』の2008年4月〜6月と10月〜12月の印刷証明付発行部数は、次の通りである。 週刊誌の発行部数は、スキャンダラスな事件の有無などにも左右されるから、即断はできないものの、4大誌ともに部数を減らしており、部数の少ない方から売れなくなってきている傾向が見て取れる。 『週刊文春』の微減はともかく、『週刊現代』は7万部減、『週刊ポスト』も4万8000部減というのはかなりショックな数字である。両誌ともにかつて100万部を軽く超え、ライバルとしてしのぎを削ってきただけに非常に寂しい。 1990年代、『週刊現代』編集長として黄金時代を築
青森県の「道の駅とわだ」で見た、Mac好き駅長の自作メールシステム――7000万円の経済効果 3月23日13時16分配信 ITmedia Biz.ID 道の駅をご存じだろうか。郊外の幹線道路を走っていると、よく目にするドライブインで、地元産の農作物を即売していたり、24時間の休憩施設を設けていたりする。 【画像:施設の様子や駅長の苫米地さん】 地元の農家から生鮮食品を仕入れたり、購入するのも観光客や地元のおばちゃんたちだったりするので一見ITとはほど遠い、アナログな経営をしているように思われるが、実はITを積極的に活用した道の駅も存在する。その1つが、今回取材した「道の駅とわだ」(青森県十和田市)だ。年間60万人が利用するというこの道の駅、実は優秀な中小企業を表彰する「デル スモールビジネス賞」で国内企業部門で優勝しているのである。 青森県三沢市の三沢駅(JR東日本東北本線)から車で
日本のベンチャー企業・パンカク(神奈川県藤沢市)が開発したiPhone用ゲームアプリ「LightBikeFull version」が2月9日現在、米国AppStoreの有料アプリダウンロードランキング1位になっている。 【拡大画像や他の画像】 LightBikeは、3D空間上でバイクを操り、敵のバイクを倒すゲーム。1台のiPhoneを画面分割して2人で対戦したり、2台のiPhoneを無線LAN接続して最大4人で対戦できる。 2月10日まで99セントのキャンペーン価格で販売(11日以降は2ドル99セントで販売)しており、1日当たり1万5000回ダウンロードされているという。機能を制限した無料版は、20日間で計60万回ダウンロードされたという。 同社は07年に設立したネットベンチャー。iPhoneアプリ開発は、世界で最もユーザーが多い米国市場をターゲットに進めており、写真にクリスマス風
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