Microsoftは米国時間10月28日、「IoT Solutions World Congress」で、「Azure Sphere」の一般提供(GA)を2020年2月に開始することを明らかにした。Azure Sphereは、安全にIoTを実現するためのソリューションであり、MCU、IoT向けのOS、関連するクラウドセキュリティサービスから構成されている。 同社はまた、2019年4月にExpress Logicを買収した際に取得したリアルタイムOS(RTOS)「ThreadX」の新たなブランディングを発表した。この製品は今後「Azure RTOS」という名称で呼ばれることになる。ThreadXは、世界でもっとも多く利用されているリアルタイムOSの1つだ。大手MCUメーカーであるルネサスが、「Synergy」ファミリーや「RA」ファミリーを含む同社の幅広い製品でAzure RTOSをサポート
建設分野でAI(人工知能)を使った技術開発が盛り上がり出したのは、2016年ごろ。大手の建設会社などが、仕事の生産性の向上や人手不足の解消を目指してAIに目を付け始めた。 日経コンストラクションはその動向を踏まえて、17年に「インフラ×AI」の業界地図を作成。あれから2年の間で、土木を巡るAI開発競争はさらに激化している。 現在では大手・中小の規模を問わず、建設会社や建設コンサルタント会社が異業種と次々に組んでAIの開発に着手している。そこで改めて、取材や各社の発表資料を基に、土木分野でのAIの主な開発事例を「入札・調査・設計」「施工」「施工管理」「維持管理」「災害対応」に分類してみた。 2017~19年度の各社の報道発表資料や取材を基に日経コンストラクションが作成。土木分野のAIを用いた研究開発やサービスをまとめた。開発に取り組む企業や研究機関の名称と技術の概要を示した。着色した会社はス
2018年10月に、米IBMが米Red Hatを340億ドル(約3兆7000万円)もの大金を投じて買収すると発表し、当時のIT業界では最大のニュースとなった。取引は19年7月末に完了し、新体制が始まってから3カ月が経過した。Red Hatを得たIBMの、現在のクラウド戦略はどのようなものなのか。日本アイ・ビー・エムのキーパーソンに聞いた。 次世代のコンテナ、Kubernetesの世界でリーダーとなる 「次世代のIT環境は、コンテナが主流となるだろう。その世代のリーディングカンパニーになるために、IBMはRed Hatを買収した」と語るのは、日本IBMの三澤智光氏(取締役 専務執行役員 事業開発担当 兼 ハイブリッド・クラウド・リード)だ。 次世代のコンテナを主流とした環境では、ベンダー固有の技術ではなくオープンソース技術をいかに活用できるかが優位性を左右する。その部分においても、オープンソ
総合コンサルティング企業のアクセンチュアは10月8日、自動車のデジタル化とモビリティサービスを手がける中国の「飛馳鎂物(FutureMove Automotive)」を買収することで合意したと発表した。今回の買収についてアクセンチュアは、具体的な内容を明らかにしていないが、公式サイトで「当社のインダストリーX.0部門を強化し、中国で事業を展開する自動車メーカー向けに革新的なコネクテッドサービスとモビリティサービスを構築する」としている。 飛馳鎂物は2015年4月に設立され、320人余りの従業員を抱える。北京、上海、南昌、成都にオフィスを設け、主要事業として自動車のデジタル化とモビリティサービスを手がけ、自動車向けクラウドプラットフォーム及びソフトウエアサービス、コネクテッドカー用車載端末、デジタルオペレーション、モビリティサービスの四分野で業務を展開する。 飛馳鎂物の王強CEOは以前、同社
中学3年の時、親にそんなことを言われてケンカしてから、どれほどの年月が経っただろうか。 そんな私は、某国立大の大学院を出て、参考書の編集者をしている。 幼い頃から、勉強だけは好きで、よくできた。けれども運動もコミュニケーションもへっぽこだったので、小中(公立)時代は同級生にいつもからかわれた。それ以上に辛かったのは、私が好きな勉強のことで、話が出来る相手がクラスにいなかったことだ。 「商業高校?とんでもない!君は普通科に行って、大学に入りなさい」 中学の時の担任は私に、世の中には進学校と呼ばれる、勉強が得意な人が集まって大学進学を目指す高校があることを教えてくれた。今振り返ればバカみたいな話だが、ネットが普及してない当時、塾に通わず、通信教育や家庭教師の類もやってなかった私には、そうした情報を得られる機会がほとんどなかったのだ。両親は共に非大卒で大学受験に詳しくないし、世帯所得も多くなく、
既存のものに基づいているイノベーションを起こすには、素晴らしいアイデアというのは既存のものに基づいているということを理解する必要があります。 エスリンガーがデザインを手がけたソニーのウォークマンは、NASAのジェミニ計画のために開発されたテープの技術を使った、より大きな既存の製品を元にしています。 基盤となる技術は基本的に同じです。「イノベーションは何もかもがまったく新しいわけではない」と言います。進化の過程を飛躍させるものです。 iPhoneは、最初のスマートフォンになるのではなく、スマートフォンを変化させたことで有名です。既存のスマートフォンの進化だと誰もが知っています。 しかし、(初期のMacのデザインを手がけた)エスリンガーは、Macの延長でもあったと言います。Appleの必要最小限でありながらも使いやすいデザインは、スマートフォンに対する人々の前提を変えました。 競合他社は、タッ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く