企業が人を採用する際に重要な資格や学位、職歴の証明や確認プロセスが変わるかもしれない。人事クラウド大手のWorkdayが、ブロックチェーン技術を用いて資格や職歴などの発行、確認を行うプラットフォームを発表した。WorkdayはFortune 500企業の40%が使うなど大手を中心に高いシェアを持つだけに、その影響が注目される。 学位や職歴をブロックチェーンで管理・証明 Workdayが10月に発表した「Workday Credentials」は、個人の身元、学位、資格、職務履歴などの証明のためのブロックチェーン技術プラットフォーム。企業は同プラットフォームを利用して従業員の職務経験やスキルなどの証明を発行したり、応募者の情報について確認を行うことができる。個人は「WayTo」というモバイルアプリを利用して、発行された証明書の管理や共有ができる。 学校、資格や職務履歴はほとんどの場合で変化の