一大観光地でありながら、住みたい町としても不動の人気を誇る古都・鎌倉。 今日はそんな鎌倉に実際に暮らすご夫婦が「暮らしの延長」として2016年にオープンさせた、看板のない小さなホテルのお話です。 江ノ電に乗って、hotel aiaoiへ 江ノ島電鉄長谷駅。アジサイ寺としても親しまれる長谷寺が有名だが、実は駅から見えないだけで意外なほど海が近い。 駅から海へと向かう途中に、看板のない小さなホテルがある。名前を「hotel aiaoi」(ホテル アイアオイ)。 街道沿いのビルの階段を上っていくと、2階から宿のある3階に上がるところで深い青色の壁が現れる。「静謐(せいひつ)」という言葉が似合うような空間が、そこから始まっていた。 「aiは『藍』と『会い』。aoiは『青い』。鎌倉は、空と海の藍色と青色でできているんですよ」 穏やかな笑顔で小室剛さん・裕子さんご夫妻が迎えてくれた。 全6部屋の小さな
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