東海道新幹線N700系の無線LANサービスについて、ネット上の一部で「わざわざN700系にしたのにつながらなかった」と恨み節を書き込んでいる人がかなりいる。 公式サイトによると、このサービスは高速走行に対応した通信方式のため、高速の回線速度を必要とする通信には不適で、アクセスが集中するとつながり難い場合があるのだそうだ。要は本格的なネット使用には適さないということだ。 「乗車率が目視でおおむね60%を超えると繋がりにくくなる?」 「東海道新幹線の車内無線LAN接続がさっぱり繋がらない」――こんな記事が2013年3月15日、ITメディアオルタナティブ・ブログに掲載された。筆者はみずほ情報総研のコンサルタント・吉川日出行さんだ。これまでも何度か同様の事象にあっているようで「乗車率が目視でおおむね60%を超えると繋がりにくくなるようだ」という。 このブログの過去の記事によると、11年12月ごろか