2013年6月25日、ソニーモバイルコミュニケーションズがXperiaシリーズの新スマートフォン「Xperia Z Ultra」を上海で発表した(関連記事:ソニーモバイルが上海で6.4インチフルHDディスプレイ搭載の「Xperia Z Ultra」を発表、写真1)。Mobile Asia Expo 2013(MAE)開催日前日にタイミングを合わせての発表だ。同社がグローバルモデルを上海で発表するのは今回が初めて。Xperia Z Ultraはまず中国および一部アジアから製品を販売する予定であることもアナウンスし、中国市場重視の姿勢をアピールした。 写真2●TD-LTE対応「Xperia SP」の発表会に登壇する中国移動の端末部門Chairman and General ManagerのHe Ning氏(右)、ソニーモバイルコミュニケ―ションズ Senior Vice President H
キャリアのネットワーク力競争において、「人口カバー率」、「データ通信速度」と併せて、「基地局数」が指標としてよく用いられている。この基地局数というものも、人口カバー率、データ通信速度と同様、実にわかりづらい。 基地局が多ければ通信品質は良いのか? 一例として、ソフトバンクモバイルの孫正義社長がプレゼンで利用した資料をとりあげる。スマートフォン時代の「パケ詰まり」を回避するうえで、有効な手段が「小セル化」だと孫社長は主張した(図1)。この主張は理論的には正しい。同じ面積のエリアを、1つの基地局(セル)でカバーするのに対して、複数のセルでカバーした方が、スループットは上がる。 図1●「小セル化でトラフィックを分散」 出所)2013年3月21日、ソフトバンク孫正義社長プレゼンテーション資料 http://www.softbankmobile.co.jp/ja/design_set/data/ne
携帯電話キャリアによるネットワーク力のアピール合戦が過熱している。ソフトバンクモバイルはテレビやネット、交通広告などあらゆるメディアで我こそはNo.1だとアピールし、NTTドコモは自社のネットワークこそ「Strong」だと主張する。KDDIも負けてはいない。 調査機関やメディアも競い合うように独自の調査結果を発表するが、「ソフトバンク圧勝」、「au優勢」、「ドコモNo.1」と、その結果はバラバラだ(図1)。キャリアが自社に都合の良い結果だけを発表しているのではないかとか、キャリアが調査機関やメディアにカネを払って自社に有利な結果を出させているのではないかと、思わず疑いたくなってしまう。消費者は一体、何を信じれば良いのだろうか。 意味がない「最高速度」 現在、キャリアが作成するカタログや広告で、携帯電話サービスのデータ通信速度は、文字どおりの“カタログスペック”としての最高速度が使用されてい
見えない電波を“見える化”し、消費者が正しい選択ができる環境を整備する一つの指標として、「人口カバー率」がある。しかしこの表記は携帯電話キャリアによってまちまちであり、消費者がどのキャリアがつながりやすいかを判断することは事実上不可能な状況である。 複雑化する周波数利用状況 携帯電話キャリアは、カタログやIR資料などに通信規格(W-CDMA、LTEなど)ごとの「人口カバー率」の現状値や計画値を記載している。そもそも、「比較審査方式」で周波数免許が交付される日本では、免許付与方針の中に「5年以内に人口カバー率xx%以上」といった条件が付されており、キャリアは免許付与条件を上回るペースでネットワークを整備してきた。 しかし第3世代携帯電話(3G)以降、モバイルブロードバンドの利用が増大したことで、携帯電話で使われる周波数帯域が一気に逼迫することになった。そのため、アナログテレビに利用していた周
総務省の「モバイルビジネス研究会」は2007年8月29日,携帯電話事業者が採用しているビジネスモデルの見直しに関する報告書案について,事業者各社の意見を聴取した。研究会は6月26日に報告書案を公表し,6月29日から7月31日まで意見を募集していた。今回改めて意見陳述の場を設け,主張の整理を行った。 同研究会は,日本と外国との携帯電話のビジネスモデルの違いを調査し,最終的に国内ユーザーの利便性を向上させることを目指している。そこで,報告書案では携帯電話業界に対して様々な提言を示したが,今回の意見聴取では携帯電話事業者が総務省の規制強化につながることを警戒している面ものぞかせた。総務省は今回出た意見を参考に,これから報告書の内容をまとめていく。実際のところ,携帯電話業界はどこまで変わることになるのだろうか。 総論賛成でも規制強化には難色示す通信事業者 今回の報告書案では,(1)通信料金の引き下
KDDIのLTEネットワークが、4月27日(関連記事)、5月29日(関連記事1、関連記事2)、5月30日(関連記事)と立て続けに通信障害を起こした。電気・水道・ガスと並び、“ライフライン”という位置づけになった携帯電話が、長時間使えないという状況はあってはならないこと。しかし百歩譲って考えると、人間が関わるものである以上、落ちるものは落ちる。「絶対」はないのだ(関連記事1、関連記事2)。 見えない電波はキャリアへの信頼がベース 再発防止のため、システムの冗長化などの取り組みを強化することはもちろんだが、落ちたとしても短時間で復旧できるような「減災」の体制・仕組みづくりに取り組んでほしい。 ただ今回のKDDIの障害は、通常の障害よりもはるかに深刻である。2日連続の通信障害のわずか8日前の5月21日、KDDIのLTEネットワークの実人口カバー率にかかわるカタログなどへの表記が広告表示法に違反す
Twitter上で大量の日本人アカウントをリストに入れる不審なアカウントに関連し、「リストに入れられると個人情報がもれる」「アカウントが乗っ取られる」といったデマが一部ユーザーの間で広がった。Twitter Japanの広報担当者は「リストに入れられるだけで個人情報がもれたりアカウントが乗っ取られることはあり得ない」と説明。気になる場合はアカウントをブロックするようすすめている。 問題になっているのは「@jjgdxqy」というアカウントで、2009年に開設されたもの。プロフィールやツイートはまったくないが、5000人近くのユーザーを登録したリストを「list0」から「list99」まで100個作成している。登録されたユーザーはほとんどが日本人のようだ。 その不審な動きから、「リストでユーザーの動きを監視し、個人情報をつぶやく瞬間を待っているのでは」といった憶測が流れ、次第に尾ひれが付いて「
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お客様の設定により、お客様情報が「非表示」となっております。お客様情報を表示するにはdアカウントでログインしてください。 お客様情報表示についてへ お客様情報表示についてへ ドコモからのお知らせ Xperia Tablet Z SO-03Eの機能バージョンアップ予定について 2013年7月10日 平素はNTTドコモのサービス・商品をご利用いただき、誠にありがとうございます。 2013年7月10日(水曜)現在発売中の製品、XperiaTM Tablet Z SO-03Eにおける、機能バージョンアップ予定についてお知らせします。 ■XperiaTM Tablet Z SO-03Eの機能バージョンアップについて XperiaTM Tablet Z SO-03Eの機能バージョンアップでは以下の内容に対応します。 ・フルセグ受信機能に対応いたします。 ワンセグより高画質な地上デジタル放送(フルセグ)
調査会社コムスコアによると、米国のスマホ所有者は現在1億4100万人で、携帯電話利用者の約59%に相当する。多くの先進国のスマホ普及率も、米国にせいぜい数年遅れの程度だろう。つまり、スマホの新規契約者の獲得はますます難しくなっている。また、市場は事実上のデュオポリー(2社独占)に落ち着いた。米国のスマホ市場では、アップルの「iOS」のシェアが39%で、グーグルの「アンドロイド」が半分以上を占める。 発展途上国では成長の余地が残っているが、顧客獲得競争の激化は価格戦争を招くことになる。さらに言えば、今市場に出てくる新機種は、全く新しい製品というよりは、既存製品の進化版に過ぎないように見える。もし、アップルの次世代スマホに大きなデザイン変更が施されず、既存「iPhone5」に機能を追加しただけの「iPhone5S」が出てくるとすれば、平均的ユーザーは買い替えの理由をあまり見つけられないだろう。
iPhone5の発表と比べる、今回の噂はかなり信憑性が高い気がする「気になる、記になる…」でCurrent Editorialsに次期iPhone(iPhone5S)とiOS 7の発表が9月18日に行われ、次期iPhoneの発売日は9月25日、iOS 7の公開日は9月25日になるだろうという記事が書かれているということです。 また記事には別のイベントも予定しており、MacBook Proのシリーズがアップデート、iPadとiPad miniの新バージョンが発表される予定であると書かれています。 昨年のiPhone5の発表時とのスケジュール比較を「gori.me」が行なっているが、おそらく信憑性は割と高い噂なのではないでしょうか。 現時点ではAppleとしての公式発表ではないですが、9月が待ち遠しい。 source:Apple’s Fall Schedule | CE: The Magazi
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