このところ、Bluetooth Low Energy(BLE)規格に準拠したBeacon(無線標識)が、多くのスマートフォン・アプリ開発者の関心を集めている。Beaconを使うことで、特定の場所に近づいたときに、あらかじめ用意しておいた情報をスマートフォンにプッシュ送信できる。想定される利用方法や潜在顧客の反応、今後の発展見通しなどを、Beacon事業を手がけるACCESSの石黒氏と山田氏に聞いた。 ACCESSも、このところBeacon事業に力を入れています。どのようなきっかけでこの事業を始められたのでしょうか。 石黒 実は、ゴルフのスイングをチェックするためのアプリである「Fullmiere」(フルミエール)の開発がきっかけでした。フルミエールは、Bluetooth通信により、スイングの状態を手元のセンサーが感知し、Bluetoothとスマートフォン経由でクラウドに送信し解析してくれる
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