ブックマーク / honz.jp (3)

  • 自己肯定感を育てる教育とは? 『ほめると子どもはダメになる』 - HONZ

    いま、世の中には「ほめて伸ばす」ことを標榜した子育てがあふれている。書は、それを実践している親御さんにこそ、読んで欲しい一冊だ。子育てに答えはない。同じ主張のばかり読むよりも、違う意見に耳を傾ける余裕こそが大切だと私は思う。最悪なのは、入れ知恵されて子供を操縦しようと考えることだ。おそらく書には、ほめる子育てを実践中の方をニュートラルに戻す効用がある。その状態を「迷いが深まった」というふうにとらえる人もいるかもしれないが、私はむしろ、それが子育ての正常な姿だと思う。子育ては単純なものではなく、一筋縄ではいかない千差万別なものなのだ。書を書くにあたり、著者は「ほめて伸ばす」子育てを数冊検討したそうだ。 結局、子育ての日々に疲れて、イライラしたり怒りを爆発させてしまいがちな親に向けて、冷静に叱れるようなヒントを示している内容なのだ。だが多くの人は中身は読まずにタイトルばかり目にする

    自己肯定感を育てる教育とは? 『ほめると子どもはダメになる』 - HONZ
  • 自分が旅立つ前に残しておくべきものは?『死者を弔うということ』 - HONZ

    医師や救命士をはじめとした世界中の医療関係者による甚大な努力にもかかわらず、人類の死亡率は100%に留まっている 誰にとっても死は他人ごとでもあるかのように振り払いたくなるが、避けられない死。書は、人が意識を失った後のできごと、「弔い方」を世界各地で探求した旅日誌である。 自分の葬儀を自分で計画することも突飛な時代ではなくなった。過去にはウィンストン・チャーチルは自らの死後の計画に10年以上の歳月をかけ、葬儀は「望まれない作戦」という陽気な名が付けられた。この葬儀は100を超える国々から三千人の参列者が集まり、32万人を超える市民の長い行列ができたと言われ、2005年のヨハネ・パウロ二世法王の葬儀まで世界最大の規模であった。 そして、著者の父親もチャーチル同様に、自分自身の弔い方を自ら計画した一人であった。 実直な父親は自分の死期を感じ取った後に周到な準備をはじめた。あらゆる葬儀のパター

    自分が旅立つ前に残しておくべきものは?『死者を弔うということ』 - HONZ
    keittaey
    keittaey 2014/06/26
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  • 『史上最大の決断』 - HONZ

    今から遡ること、70年前の1944年6月6日。北フランスのノルマン地方の海岸で史上最大の作戦が行われた。「ノルマンディー上陸作戦」だ。この上陸作戦は連合軍の格的な反攻作戦の一環で、上陸後ノルマン地方の都市、カーンを軸にし連合軍が大きく右回りをしながらドイツ軍の主力を撃滅するという「オーバーロード作戦」の初戦として行われた上陸戦だ。 アメリカ、イギリス、カナダ軍を中心に300万に及ぶ将兵が従軍。1944年6月6日に敢行された上陸作戦だけでも、機甲、空挺合わせ39個師団が参加し、13万3000名の将兵、1万4000台の各種車両、1万4500トンの補給資材が戦艦6隻、戦闘艦艇1070隻に護衛された、6000隻もの艦船舟艇によってノルマンディーに運び上げられた。さらに彼らの護衛のために2万機に及ぶ戦闘機、爆撃機、輸送機が飛んだという。まさに史上最大の作戦というに相応しい大規模の作戦である。 LC

    『史上最大の決断』 - HONZ
    keittaey
    keittaey 2014/06/18
    "『史上最大の決断』 フラクタル組織とリーダーシップ" good read
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