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前の記事 機械たちが人間を襲う未来:『ターミネーター』新作を画像で紹介 最高時速145キロ、MITのソーラーカー 次の記事 「いたずら書きは集中力を高める」その理由は 2009年3月 2日 Brandon Keim Image: the prodigal untitled13/Flickr いたずら書きが好きな人たちよ、良いニュースだ。いたずら書きは、気を散らせ、時間の無駄となる習慣だと同僚たちは考えているかもしれないが、こうした習慣が実際には、集中力を促進することで周りから一歩先んじるのに役立つ可能性があるのだ。 録音されたメッセージに登場する名前を憶えているようにと指示された実験では、耳を傾けながらいたずら書きをしていた人たちは、そうでなかった人たちよりも記憶が優れていた。これは、いたずら書きがわずかに注意力を逸らせるにしても、実際のところは、退屈なメインの仕事を行なっている間の集中力
海外でカエルなど両生類の減少の原因となっているラナウイルスに感染して、野生のカエルが大量死したことを宇根有美・麻布大准教授が国内で初めて確認した。国際獣疫事務局(OIE)が、報告を義務づける感染症に指定、昨年5月に世界中に注意を呼び掛けていた。人に感染する恐れはない。 宇根准教授によると、オタマジャクシからカエルに変化する途中のウシガエル数千匹の死骸(しがい)が昨年9月、国内の池で発見された。数日間、同じように死骸が見つかり、合計数万匹以上になったとみられる。死骸の肝臓と腎臓からラナウイルスが見つかった。 ラナウイルスは種類が多く、両生類だけでなく、魚類や爬虫(はちゅう)類にも感染する。オーストラリアでは、スズキやニジマスの仲間の幼魚の大量死を引き起こした例がある。国内でも感染して死んだ養殖魚が見つかっているが、今回のウイルスによる周辺の魚の大量死は確認されていない。 ラナウイルスは
ケニアで見つかった約150万年前の人類の「足あと」の化石=サイエンス提供足あとの化石のレーザー解析画像。二つの足あとが緑色にうつっている=サイエンス提供 人類は150万年前、すでに現代人(ホモ・サピエンス)と同じようにさっそうと歩いていたことが、欧米やアフリカの研究チームの解析でわかった。ケニアで見つかった「足あと」の化石を分析した。27日付の米科学誌サイエンスに発表された。 現代人は肩や腰をひねるなど、絶妙にバランスを取って歩く。かかとから踏み込み、前方に体重を移動してけり出す歩き方は、二足歩行を始めたころの初期の人類にはみられない特徴とされるが、こうした歩き方がいつ始まったのかは、よくわかっていない。 チームは、ケニア北部イルレットの約150万年前の二つの地層から見つかった足あとを、レーザー解析などの手法で調べた。土踏まずの形、一列に並んだ指やかかとの様子などから、力のかかり方を
古典というより教典。小説、シナリオなど、創作にかかわる人は必読。 著者アリストテレスは、悲劇や叙事詩を念頭においているが、わたしはフィクション全般に読み替えた。フィクションを創造するにあたり、観客(読み手)に最も強力なインパクトを与え、感情を呼び起こすにはどうすればよいか?構成は?尺は?キャラクターは?描写は?「解」そのものがある。 これは、「現代にも通ずる古典」というのではない。二千年以上も前に答えは書かれていて、今に至るまでめんめんとコピーされてきたことに驚いた。本書が古びていないのではなく、新しいものが創られていないんだね。 著者に言わせると、わたしたちヒトは、「再現」を好むのだという。この概念はミーメーシスといい、模倣とも再生とも翻訳される。現実そのものを見るのは不快で、その現実を模倣したもの――演劇だったり彫刻、絵画だったりする――を見るのを喜ぶのだという。彫刻や舞台を用いること
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