(CNN) 米情報機関を束ねる国家情報長官室は15日までに、キューバのグアンタナモ米海軍基地に付属するテロ容疑者収容施設からこれまで移送などされた計603人のうち16.6%に当たる100人がテロ活動に再度戻っているとの報告書をまとめた。 同収容所は2001年の米同時多発テロ後に創設された。最近発表された報告書の要約によると、09年1月以降に釈放された71人のうち3人がテロ組織に復帰。グアンタナモから他の収容施設に移送された別の4人も同様の道をたどった疑いがある。 報告書は、今後条件なしに容疑者をグアンタナモ施設から移送すれば一部はテロや反政府活動に戻ることが過去10年の傾向分析で浮き彫りになったと指摘。国内紛争が起き、内政が不安定でテロ組織などの活発な勧誘行動がある国への移送は特に問題があると強調した。 また、一部の元収容者間の相互連絡は密接で、テロ謀議なども取り上げられていると説明。この
![米グアンタナモ施設から移送の100人、テロ前線に復帰](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b12d6252339bc2c54171b38dfdc5e383c78daa20/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2013%2F09%2F15%2F21d5643d9330c86b82fed5d4b8a06090%2Ft1larg.guantanamo.bay.gi.jpg)