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2016年10月8日のブックマーク (10件)

  • 読書猿というブログを書くときに考えていること

    あまり無いことだけど、少し前に「読書猿というブログをやっている」と自己紹介することがあった。 続いて、このブログがどういうものなのか、手短に説明することになった。 正直、このブログのスタイルや取り扱っている内容は、目指してこうなったものではない。 したくないことやできないこと、ああはなりたくないなと思ったこと等を取り除いていって残ったのがこんなもの、という消極的な成り立ちによるので、軸のようなものがない。つまり一言でこうだというのが難しい。 それで結局「とてもささやかな灌漑工事を、スコップと手作業でやっているようなもの」とよく分からないことを言ってお茶を濁した。 「灌漑工事」というイメージは、子供の頃、雨が降るとやっていた、土の上にできた水たまりに取り付いて、手と指で溝を掘り、溝と溝をつないで、自分が思う場所へ泥水を導いていく遊びを思い出して出てきたもので、個人的過ぎて、あまり伝わったよう

    読書猿というブログを書くときに考えていること
  • オスをみな殺しにし、メスだけにする細菌―産総研がしくみ解明 [インターネットコム]

    感染した昆虫のオスを卵の段階で殺し、メスだけを残す細菌「スピロプラズマ」。その仕組みを産業技術総合研究所(産総研)が解明した。 自然界では昆虫と細菌がしばしば共生するが、なかには感染した昆虫をすべてメスにしたり、性分化や生殖様式を劇的に変えたりといった「生殖操作」を行う細菌も存在する。産総研では、すでにチョウなどの生殖を操作する細菌「ボルバキア」について研究成果を上げている。 今回はさらにスピロプラズマと、キイロショウジョウバエの関係を解き明かした。 通常、キイロショウジョウバエのメスが産む卵からはオスとメスがほぼ半々の割合で発生する。だがスピロプラズマに感染したメスの産む卵からはメスのみが発生する。 調べてみると、感染したメスの産む卵の孵化率は半減しており、オスの卵はすべて死んでいた。卵の「胚」を見ると、メスの胚は正常だが、オスの胚は全体にアポトーシス(細胞の自死)が起きていた。 なぜオ

    オスをみな殺しにし、メスだけにする細菌―産総研がしくみ解明 [インターネットコム]
    keloinwell
    keloinwell 2016/10/08
    ショウジョウバエに感染する細菌スピロプラズマがどうしてオスだけを殺すのかを明らかに。X染色体の損傷が起きるため。ショウジョウバエはXY型の性決定をしているので。
  • アンモニア合成速度を2倍に 大分大が新触媒 - 日本経済新聞

    ■大分大学 永岡勝俊准教授らは化学肥料などの原料となるアンモニアを、低い気圧でも従来の2倍の速さで合成できる技術を開発した。化学反応を促す触媒を新たに作った。アンモニアの省エネ合成法として2030年に実用化を目指す。アンモニアは現在、ハーバー・ボッシュ法と呼ぶ技術を使い、化石燃料から作る水素と窒素を数百気圧、セ氏400~600度で反応させて作

    アンモニア合成速度を2倍に 大分大が新触媒 - 日本経済新聞
  • 近大研究チーム、植物が病気防ぐ仕組み解明 欧州科学誌に発表 - 産経WEST

    植物が病原菌の感染を検知し、防御態勢を取る仕組みを解明したと、近畿大農学部(奈良市)の川崎努教授のチームが27日、欧州の科学誌電子版に発表した。 イネなど多くの植物で共通して働いている免疫システムとみられ、植物自体の防御能力を高める環境に優しい農薬の開発につながる可能性があるという。 植物の細胞は、表面にあるセンサーが病原菌の成分を感知すると、細胞内の免疫タンパク質にその情報が伝わり、さらに情報伝達経路を経て、抗菌物質を作り出すなどの防御反応を起こす。 しかし、これまで免疫タンパク質と情報伝達経路をつなぐ詳細な仕組みは不明だった。 チームはシロイヌナズナを用いて実験。病原菌の成分を、シロイヌナズナの細胞に加えると、免疫タンパク質が、「MAPKKK5」と呼ばれる酵素にリン酸化という化学反応を起こし、以後の情報伝達が活発になった。MAPKKK5がないと、防御反応が起きなかった。 川崎教授は「細

    近大研究チーム、植物が病気防ぐ仕組み解明 欧州科学誌に発表 - 産経WEST
  • 「好き」「嫌い」操れる?脳の領域を発見 理研など:朝日新聞デジタル

    「だれが、いつ、どこで、どうした」という情報のうち、これまでよくわかっていなかった「だれ」の記憶が脳の中で保持されている領域を、理化学研究所脳科学総合研究センターの利根川進センター長ら日米の研究チームがマウス実験で見つけた。この領域にある神経細胞に操作を加え、忘れていた相手を思い出させたり、特定の相手への「好き嫌い」の感情を引き起こさせたりすることもできた。30日付の米科学誌サイエンスに発表する。 研究チームは、マウスがよく知っている相手、または見知らぬ相手に近づいたときの脳内の神経細胞の状態を調べた。その結果、よく知っている相手のときにだけ、記憶にかかわる脳の海馬と呼ばれる部分の腹側領域でよく活動していることがわかった。マウスは長時間会わない相手を忘れるが、記憶したときに働いた細胞群に青い光を当てると思い出した。 さらに、特定の相手を記憶したときに働いた細胞群を活性化しながら、マウスが嫌

    「好き」「嫌い」操れる?脳の領域を発見 理研など:朝日新聞デジタル
  • ホホジロザメが子宮で「授乳」、サメでは初の発見

    妊娠初期のホホジロザメの胎仔。体長55センチ。胎仔のこの形態も初めて確認された。(写真:沖縄美ら島財団) 映画『ジョーズ』の大ヒットで一躍サメの代名詞になった一方、その生態は多くの謎に満ちたホホジロザメ。そんなホホジロザメのメスが、妊娠初期に子宮のなかで子どもに「ミルク」を与えていることを沖縄美ら島財団総合研究センターの佐藤圭一氏らが発見し、9月16日付けのオンライン科学誌「Biology Open」で発表した。サメで子宮ミルクが見つかったのは初めて。(参考記事:「ホホジロザメ 有名だけど、謎だらけ」) ホホジロザメは世界の熱帯から寒冷域の海に広く生息する大型のサメで、最大では全長6メートル、体重2トンを超える。最強の捕魚とも言われるが、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「危急種(vulnerable)」に指定されており、高い知名度の反面、研究報告は少ない。メスには子宮があり

    ホホジロザメが子宮で「授乳」、サメでは初の発見
  • 「日本人受賞で浮かれている状態でない」 大隅さん講演:朝日新聞デジタル

    ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)は7日、同大で講演し、「日人のノーベル賞受賞者が毎年出ていることで浮かれている状態ではない」と、短期間に研究成果を求める日の現状に警鐘を鳴らした。 研究室のある横浜市緑区のすずかけ台キャンパスで開催された講演会に出席。集まった研究者や学生ら計約270人から大きな拍手で迎えられた。 大隅さんはこれまでの研究を振り返りながら、「日の大学の基礎体力が低下しているのは深刻な問題」と指摘。研究費の多くが競争的資金になると長期的な研究が困難になるとし、今後、新しい研究分野で日人がノーベル賞を受賞するのは「非常に難しくなっているのではないかと危惧している」と述べた。 最後に若者たちに向けて、「自…

    「日本人受賞で浮かれている状態でない」 大隅さん講演:朝日新聞デジタル
  • 役に立つ研究とは

    大隅先生のノーベル賞受賞で、『役に立つ研究』『役に立たない研究』の乱暴な議論を多くみかけるようになりましたので、少し意見を書きました

    役に立つ研究とは
  • 『「君の名は。」ヒットの裏側』記事に震えた話

    暖簾⋈日常用 @noren_tweet 遅れながら、新聞なう。 …といっても、普通紙じゃなくて地元紙の別売紙面から。 「君の名は。」ヒットの裏側。 制作会社の川口社長を取材してるんだけど、内容がエグい。 大々的に推したい。 2016-10-04 08:50:47 暖簾⋈日常用 @noren_tweet "「新海さんは天才。いずれ大ヒットを生む」とほれ込んだ。 ところが、第一作「ほしのこえ」(02年)を紹介してもらおうとテレビ局などを回ったが、「無名の新人の作品は受けられない」と断られた。 「嫌々引き受けてもらっても新海さんは幸せになれない」。 自社でDVDを製造した。" 2016-10-04 08:55:03 暖簾⋈日常用 @noren_tweet "大々的な宣伝はなかったのに、作品の予約は2万5千に達した。 最終的に12万を売り上げた。 その後、伊藤忠はアニメ事業から撤退。 川口氏は

    『「君の名は。」ヒットの裏側』記事に震えた話
    keloinwell
    keloinwell 2016/10/08
    「君の名は。」を作るために借金で3億円用意していたのか。凄い賭けだ。
  • 基礎生物学研究所 / お知らせ - 大隅良典名誉教授のノーベル賞受賞決定を受けて、元基礎生物学研究所長・元岡崎国立共同研究機構長 毛利秀雄名誉教授の寄稿を掲載いたします

    Home > ニュース > 大隅良典名誉教授のノーベル賞受賞決定を受けて、元基礎生物学研究所長・元岡崎国立共同研究機構長 毛利秀雄名誉教授の寄稿を掲載いたします 隣のおじさん-大隅良典君(ノーベル生理学・医学賞の受賞を祝して) 私が東京大学教養学部の助教授になりたての頃、同じフロアーで生化学の権威であった今堀和友先生の研究室に入ったばかりの卒研生が、バランスのとり方が悪くて生物学教室の冷却遠心機のローターを飛ばしました。それが大器晩成の人、ノーベル賞受賞者・大隅良典君との最初の出会いです。彼は教養学部の理科系のシニア学科として、数学から地学まで幅広いバックグラウンドをもった人物を育てることを目的とした基礎科学科の第二期生で、同学科の神代時代の秀才の一人です。奥さんの萬里子さんも同じ研究室だったので、当時見かけたことがありました。 大学院時代、ポスドク時代は離れていたのでよく知りません。ロッ

    基礎生物学研究所 / お知らせ - 大隅良典名誉教授のノーベル賞受賞決定を受けて、元基礎生物学研究所長・元岡崎国立共同研究機構長 毛利秀雄名誉教授の寄稿を掲載いたします
    keloinwell
    keloinwell 2016/10/08
    ローター飛ばす、論文書かないことで有名、飲みすぎてひっくり返る、などとエピソード満載だが、とても愛のあるいい文章。最後の段落は一読すべし。