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ブックマーク / ktdisk.hatenablog.com (11)

  • 「Students Demographics」から考える移民社会アメリカ - Thoughts and Notes from CA

    この6月にノースカロライナからカリフォルニアに引っ越すわが家。引越し先の住まいをどこにするかが、今の一番の家族の関心事。アメリカの家選びは、子供が学校に通う場合は、まずは学区選びから始まる。”Great!SCHOOL.org”というサイトは、アメリカの公立学校の情報が、学校ごとに非常にわかりやすくまとめられており、学区選びと学校選びにはかかせない情報源だ。 勉強の進捗具合、テストの点数、授業内容などの情報が10点満点で個別に評価されており、こういった得点の高い学校は、授業と生徒の質ともに良いので、なるべくそういう所にいれてあげたい、というのが親心。少なくとも総合得点が8点以上のところを私は探すようにしている。 そして、勉強面と同様に大事であり、最終的な決め手となるのが「 Student Demographics」という項目だ。要するに「民族・人種・ジェンダーなどの多様性」だ。いわゆるアジア

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  • 『アメリカ政治講義』 大統領令から考えるアメリカ政治 - Thoughts and Notes from CA

    アメリカに住んで10年にそろそろなるので、アメリカ政治の仕組みについてもっと勉強しないといけないなぁ、と思う今日この頃。なので、最近は、アメリカ政治に関する過去に読んだを再度見返したり、新しいを読んだりしている。学ぶほどに、新しい発見があるのだが、最近学んだ中でも一番面白かったのは「大統領令」だ。アメリカ政治の特色をよく現している面白いテーマで、エントリーではその学びを共有したい。 日のニュースでも「バイデン大統領が大統領令を発令!」みたいな話がたまにでてくるのだが、不勉強で「大統領令ってそもそも何?」という質問にきちんと答えることができず、「大統領が特別に発令できる法律」みたいな間違ったイメージしか持っていなかった。今回『アメリカ政治講義』というを手にとって勉強したのだが、この点について非常にわかりやすく簡潔にまとめられている。 アメリカ政治講義 (ちくま新書) 作者:隆行

    『アメリカ政治講義』 大統領令から考えるアメリカ政治 - Thoughts and Notes from CA
  • アメリカ在住者の一時帰国 〜ハナセルを使用してみた〜 - Thoughts and Notes from CA

    からアメリカに移り住んでもう丸4年が過ぎ、毎年恒例の夏の日への一時帰国も今年で4回目となった。初年度は「日に一時帰国」という経験がとにかく生まれて初めてのことだったので、細かいことも含めて試行錯誤の連続。アメリカの職場とのやり取り、滞在先の両親とのスケジュールの共有、子供の体験入学の期間、など色々悩ましいことが多かった。 そうは言っても、毎年一時帰国をするたびに、新しい学びが得て、ノウハウも色々たまってきたので、今までの経験をシリーズでいくつか紹介してみたい。まず初回は日でのモバイル端末でのインターネットアクセスについて共有したい。 日にいる頃から、スマフォでネットに繋がっている生活というのがしみついているので、常にネットワークにつながっていないと色々不便で仕方がない。一時帰国が終わり、アメリカの空港に着陸して、何事もなかったかのようにスマフォからインターネットにアクセスするこ

    アメリカ在住者の一時帰国 〜ハナセルを使用してみた〜 - Thoughts and Notes from CA
  • アメリカの負け組の逆襲とオススメの本二冊 - Thoughts and Notes from CA

    「まじかよ〜」と朝から床にへたり込む小学校5年生の娘、昨年の大統領選挙の開票翌朝にトランプを勝利を告げた際のリアクションである。わが家はアメリカのノースカロライナ州に住んでおり、娘の通うアメリカの現地校は白人の比率が26%と非常に低い。学校内の下馬評では圧倒的にクリントン優位であったとのこと、それ故の衝撃である。 もちろん、「まさか!?」というのは、私も同じであった。同僚と昼ご飯をべている際に、大統領選の話題がのぼることはしばしばあり、「お前は実はトランプ支持派だろぉ」というのはランチタイムの軽いジョークであった。娘の学校と同様に私も白人の同僚は少く、部署を統括するディレクターはイラン人であり、その下に日人(私)、中国人、フランス人、ルーマニア人、そして一人だけアメリカ人(白人)というようなチーム構成であった。要するに私も娘も、「国際色豊か」というアメリカの一側面しか触れたことがなかっ

    アメリカの負け組の逆襲とオススメの本二冊 - Thoughts and Notes from CA
  • メールに返信をしないアメリカ人のメンタリティ - Thoughts and Notes from CA

    「メールでアメリカ人に問い合わせをしているが返信がこない」、というのは外資系企業に勤めていればよくある話。その内容が難しければ難しい程、返信率は悪くなる。もちろん、日人でもレスの遅い人、しない人はいるが、度合いの問題。アメリカ人の場合はかなり気合をいれて、しつこくプッシュしないと返事がもらえないことが多い。 一番良いのは電話をすることで、電話をしてみると「おぉ、あの件ね、見た見た」みたいな感じで話が進むことが多い。メールで聞いていることを一々電話しないといけないのはかったるいし、時差や言語の問題があって容易ではないし、そもそも「お前、見てるんなら返信くれよ」という思いもある。 でも、そういうことで頭を痛めている人は、理解しておいたほうが良い彼らのメンタリティがある。それは「何度もプッシュされないということはきっと大事なことではないんだ」という考え方だ。メールを出して返信がしばらくこないも

    メールに返信をしないアメリカ人のメンタリティ - Thoughts and Notes from CA
    keloinwell
    keloinwell 2015/05/03
    日本人がマメなだけ、な気がしている。
  • 『モダンガール論』 「仕事と家庭の両立」にまつわる歴史のあれこれ - Thoughts and Notes from CA

    私はジェンダー論を好んで目を通すほうではない。論理的かつ客観的であることを試みている文章でも、男性社会に対する恨み節であったり、恵まれない境遇への悲壮感であったり、善悪に固執する煙たい正義感が充満するものが多く、今ひとつ素直に読み込むことができないからだ。が、先日米原万里の『打ちのめされるようなすごい』を読んでいたら斎藤美奈子の『モダンガール論』が下記のように紹介されており、なかなか面白そうなので読んで見た。 モダンガール論 (文春文庫) 作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (54件) を見る女性の書き手による今までの女性史に漂う「これほどまでに性差別に苦しんできたのよという怨嗟も、「女性解放運動の力でこれだか女たちは進歩した」といううっとおしい正義感もない。いつの時代にも女たちが抱い

    『モダンガール論』 「仕事と家庭の両立」にまつわる歴史のあれこれ - Thoughts and Notes from CA
    keloinwell
    keloinwell 2013/04/17
    「女性の欲望や出世願望を倫理的に裁くのではなく、社会と歴史を発展させる原動力としてとらえる」
  • 『NurtureShock』 子供は誉めたら伸びるのか、実は逆効果なのか? - Thoughts and Notes from CA

    『NurtureShock』というを現在読み途中なのだが、なかなか興味深かい内容なので読み途中だが紹介を。 NurtureShock 作者: Po Bronson,Ashley Merryman出版社/メーカー: Grand Central Publishing発売日: 2009/09/03メディア: ハードカバー クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る書はid:yomoyomoさんのところで知った。「誉めて伸ばす」というのは日でも最近は一般的な考えだと思うし、私も例に漏れない。ただ、誉め方というのはなかなか難しい。娘に対しては特に甘いせいもあり、誉めることを通じて自己肯定感は育まれるが、その反面少し打たれ強さに欠くんじゃないか、と悩んだりすることが多い。そんな中で下記のような紹介をみると、もうこれは読むしかない。 欧米で一般的な子供を誉めて伸ばす教育方針が実は子供に

    『NurtureShock』 子供は誉めたら伸びるのか、実は逆効果なのか? - Thoughts and Notes from CA
    keloinwell
    keloinwell 2011/05/15
    子供の教育方針に関する本。
  • 『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』 「できる人」を育てる原則論 - Thoughts and Notes from CA

    『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』を読んだので書評を。 〈NJセレクト〉 なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか? 作者: 吉田典生出版社/メーカー: 日実業出版社発売日: 2009/10/08メディア: 新書 クリック: 13回この商品を含むブログ (5件) を見る 書は「できる人」と「できない人」の思考回路の違いを解き明かし、今時点の「できない人」の「できる能力」を導き出すためには、どうしたらよいのか、について指南する。「できない人」の「できない人」たる所以、「できる人」の「できる人」たる所以という言葉で表現するのが難しいテーマを、わかりやすい表現で浮き彫りにしている。 前半150ページでは、「できない人」の思考回路、「できる人」との違いが事細かに解説されている。わかりやすく、かつ説得力がある反面、「違いがわかったが、でどうすればよいんだ?」とじ

    『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』 「できる人」を育てる原則論 - Thoughts and Notes from CA
    keloinwell
    keloinwell 2009/12/27
    結構気になる。
  • 父親が読むべき3冊の子育て本 - Thoughts and Notes from CA

    日はトーンを変えて子育てのの紹介を。こんなブログに雑考を不定期に書きなぐっていながらも、私は実は2児の父だ。ビジネス書以外にも子育てに関するもよく読んだりする。その経験から思うに、世の中に子育てほど、それ相応の学習と修練が必要にも関わらず、その2つを十分にすることなく多くの人が実践を強いられている物事はないのではないか。 はっきり言って子育ては難しいし、大変だ。新生児という生き物は育児雑誌の想定の範囲をはるかに超えた様々な挙動をみせるし、子供が片言を話すようになると躾というものをいつからどの程度すべきかという悩ましいテーマに直面するし、さらに大きくなると子供が集団や社会に適応するためにはどのような助けを親としてすべきか、など新しい課題が続々と浮上する。 生き物である子供を動くこともままならない状態から大きくし、社会に属する一個人として成長させ、家庭全体の幸せの最大化をはかるというのは

    父親が読むべき3冊の子育て本 - Thoughts and Notes from CA
    keloinwell
    keloinwell 2009/09/03
    いつか来る日のために。
  • 『クラウド化する世界』 進歩を実現するための強さを秘めた信念 - Thoughts and Notes from CA

    Nick Carrの新著の邦訳『クラウド化する世界』を読んだので書評を。 クラウド化する世界 作者: ニコラス・G・カー,Nicholas Carr,村上彩出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2008/10/10メディア: ハードカバー購入: 21人 クリック: 162回この商品を含むブログ (160件) を見るブログの読者であれば説明不要と思うが、Nick Carrと言えば、IT業界の動向を鋭い舌鋒で切り刻む論客。手放しにWeb 2.0などの動向を礼賛する人が多い中で、最新の事象に対するきちんとした理解と健全な懐疑精神でもって辛口な論評を繰り広げ、同質な意見が蔓延しがちなBlogsphereのバランスをとっているお方。 そのCarrの新著『クラウド化する世界』は、"一つの機械(One Machine)"と"雲の中に住む(Livng in the Cloud)"の二部構成。 第一部では、

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  • 30歳からのビジネス英語 英会話学校に通うなんてやめなさい - Casual Thoughts

    30歳になったのを転機に、仕事で使える英語力を身につけることを目標として英語の勉強を始めもう3年が経つ。日語では口が達者なくせに、外人も交えた英語の議論になると一言もはっさないどころか微動だにしないと揶揄された私も、最近では外人数人と直接会って英語で議論をしたり、外人と普通に電話会議をしたり、ほぼ日語と同じ感覚で英語メールをうてるレベルにようやく到達してきた。それ程ほめれたモノではないがTOEICの点数も3年間で650点が880点くらいにはあがり、まぁTOEIC対策を一切していない割にはいいかな、という程度にはなった(頑張って早くTOEICでは測定不能な領域には達したいと思うが・・・)。 一方で同年代の友人で私と同じように英語力の強化に必要性を感じ、英会話学校に通っている人間が最近すごく増えている。が、ぶっちゃけ、英会話学校に通うことによってビジネス英語*1が身についたという話は殆ど聞

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