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ブックマーク / sankei.jp.msn.com (182)

  • 大腸→肝臓、がん転移を抑制 京大など仕組み解明 - MSN産経ニュース

    がん細胞の分泌物と骨髄(こつずい)の細胞内にあるタンパク質との結合を阻害することで、大腸から肝臓へのがんの転移を抑制できることを、京都大大学院医学研究科の武藤誠教授(分子腫瘍(しゅよう)学)らの研究チームが解明し、29日付(日時間)の「米科学アカデミー紀要」(電子版)に掲載された。 大腸から肝臓へは静脈が通じており、がんが転移するケースが多いという。 研究チームは「転移の仕組みの研究を進め、転移を防ぐ医薬品の実用化を目指す」としている。 研究チームによると、がん細胞から分泌されるタンパク質が、このタンパク質と結合する性質のある別のタンパク質「CCR1」を持つ骨髄内の細胞を引き寄せて、結合する。この細胞が組織の一部を分解する酵素を出しており、がん細胞が転移しやすくなる−という仕組みを解明した。 研究では、がんを発症させたマウスに有機物を投与しCCR1と結合させ、このタンパク質とCCR1の結

  • 研究室の劇物飲み大学院生自殺 大阪市立大 - MSN産経ニュース

    大阪市立大大学院理学研究科に所属していた女子学生(23)が、研究室にあった劇物指定の化学薬品「アクリルアミド」の水溶液を持ち出し、服毒自殺していたことが23日、わかった。大学側が発表した。水溶液を保管していた冷蔵庫には鍵がなく、大阪市大は「管理が不適切だった」と陳謝した。 発表によると、アクリルアミドはタンパク質の質量分析を行うための試薬。女子学生は今月4日、研究室で1瓶300ミリリットルの水溶液を2瓶作り、鍵のない薬品保管用の冷蔵庫に入れた。その後、1瓶を持ち出して20日に市内の下宿先で飲み、自ら119番して救急搬送され、翌日死亡した。 厚生労働省通知では、劇物指定の薬物は鍵をかけて保管するよう定められている。研究室では、アクリルアミドの粉末は鍵付きロッカーに保管していたが、試薬の水溶液は冷蔵庫に入れていたという。

    kelokelo
    kelokelo 2010/06/24
    アクリルアミドって(生物系研究室では)ありふれた試薬だけに類似の事件が起こらないか心配。/何か出来なかったのかな。なんか悲しい。
  • 2032年再生治療 40年に有人月面基地 文科省が科学技術の“未来地図” - MSN産経ニュース

    2031年にはがんの転移を抑える薬が使われ、宇宙観光が可能となる−。文部科学省科学技術政策研究所は10日、研究者らの意見を基にした今後約30年で国内に普及する科学技術の未来予測を発表した。 予測は医療や環境など12分野、832課題について実施。技術が社会に普及するとみられる時期を、大学の教員や企業の技術者ら約2900人へのアンケートを通して検討した。1971年から約5年おきの実施で、今回が9回目。 医療関連ではさまざまな組織になる人工多能性幹細胞(iPS細胞)での再生治療が32年に実用化、33年には遺伝子情報などから患者ごとに薬の効果が予測可能となり、内科治療での入院日数を半分にできるだろうとしている。 また、環境関連では1回の充電で電気自動車が約500キロ走れる高性能電池が25年、砂漠の緑化技術が29年、化石燃料に頼らない航空機が38年に、それぞれ普及すると予測している。

    kelokelo
    kelokelo 2010/06/13
    iPS細胞、テーラーメード医療、電気自動車、砂漠の緑化など。
  • 世界初、電子で酸素と窒素を分離 京大など新技術、有害ガス浄化に - MSN産経ニュース

    電子を使って空気中の酸素と窒素を分離させる方法を、京都大学と独立行政法人「科学技術振興機構」らの共同研究チームが世界で初めて開発し、7日付(日時間)の英科学誌「ネイチャー・ケミストリー」(電子版)に掲載された。効率的に気体を分離させられる方法で、二酸化炭素など有害ガスの浄化などに応用することが期待できるという。 空気中の気体を分離させるためには、これまで、内部が空洞で気体を取り込む機能がある「多孔性物質」を利用していた。しかし、この方法では、分子の大きさがほぼ同じである酸素と窒素を分離させることは困難だったという。 そこで研究チームは、自身の電子を酸素に結合させることができる特殊な分子と「多孔性物質」を合成し、酸素のみを吸着する機能を持つ「新多孔性物質」を開発。同物質を空気中において観測したところ、空気中の酸素と窒素を分離して酸素に自身の電子を結合させ、酸素だけを物質内部に取り込むことに

  • 病原体侵入を警告タンパク質 阪大発見、がん治療に期待 - MSN産経ニュース

    体内に病原体が侵入したとき、攻撃を担当する免疫細胞に危険を知らせる鍵となるタンパク質をマウスを使った研究で発見したと、大阪大免疫学フロンティア研究センターが30日付の米科学誌ネイチャーイムノロジー電子版に発表した。 タンパク質は「セマフォリン」。免疫細胞のTリンパ球があるリンパ節まで、危険の伝令役となる樹状細胞が移動するための“道案内”をする。 センターの熊ノ郷淳教授は「セマフォリンの働きを抑えれば、関節リウマチや花粉症、アトピーなどの疾患、がん転移など細胞の移動がかかわる病気の治療につながる。逆に働きを強めれば免疫反応も強められ、ワクチンの効果を高められる」としている。 熊ノ郷教授らはリンパ節につながるリンパ管から分泌されるセマフォリンに注目。セマフォリンを認識できないようにしたマウスの樹状細胞は、リンパ節に移動できないことを最新の顕微鏡を使って動画で確認した。 正常なマウスの樹状細胞は

  • 遺伝性難聴の原因タンパク質を解明 京大病院の研究チーム - MSN産経ニュース

    内耳の細胞に生えた毛の毛根が、遺伝子の変異で形成されないことが遺伝性難聴の原因の1つになっていることを、京都大学付属病院の北尻真一郎助教(耳鼻咽喉科学)らの研究チームが突きとめ、28日付(日時間)の米科学誌「セル」(電子版)に発表した。 内耳には渦巻き状の管があり、毛根を持つ「不動毛」が生えた有毛細胞が並んでいる。音(空気の振動)がこの毛を揺らすことで神経細胞に電気信号が伝わり、脳が音を感知するが、毛根ができないと不動毛が安定せず、この仕組みがうまく働かないことを明らかにしたという。 チームは、内耳にある「TRIOBP」と呼ばれる遺伝子が働き、繊維を束にしてこの毛根を形成することを発見。遺伝性難聴患者の血液を解析するなどし、この遺伝子に変異があることも確かめた。 北尻助教は、遺伝性難聴だけでなく、多くの難聴は「不動毛」の根の異常がみられるとした上で、「研究を進め、さまざまな難聴の治療法

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/29
    TRIOBPという因子が内耳有毛細胞の毛根形成に関与。論文:http://dx.doi.org/10.1016/j.cell.2010.03.049
  • アキレス腱発達の遺伝子を発見 治療法開発に道も - MSN産経ニュース

    筋肉と骨を結合して筋肉の力を骨に伝え、動きの要となっている腱(けん)が発達する際に重要な働きをする遺伝子をマウスで見つけたと、国立成育医療研究センターの浅原弘嗣システム発生・再生医学研究部長らが24日付米科学アカデミー紀要電子版に発表した。 アキレス腱などの腱は、栄養を運ぶ血管が少なく再生力が非常に弱いため、断裂した場合の治療が難しい。こうしたけがの新しい治療法開発につながる可能性があるという。 浅原部長らは、筋肉など体の部位を作る際の司令塔の一つ「Mohawk」という遺伝子が、腱の細胞だけで働いていることに注目。この遺伝子を持たないマウスを遺伝子操作で作ったところ、腱が未成熟なマウスが生まれた。 このマウスは、コラーゲンを主成分とする腱のらせん状のひもが十分な太さに発達せず、引っ張りに対する強度は通常のマウスの約半分しかなかった。

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/27
    "筋肉など体の部位を作る際の司令塔の一つ「Mohawk」という遺伝子が、腱の細胞だけで働いていることに注目。この遺伝子を持たないマウスを遺伝子操作で作ったところ、腱が未成熟なマウスが生まれた。"
  • 細胞の状態を色で表すタンパク質を開発 京大研究チーム - MSN産経ニュース

    細胞が正常か異常かを色で表すことができるタンパク質を、京都大大学院農学研究科の阪井康能教授(応用生命科学)らの研究チームが開発し、25日付(日時間)の米学術誌「モレキュラーアンドセルラーバイオロジー」(電子版)に掲載された。 異常な細胞は酸化状態か還元状態になるが、これまで正常な状態と一見して見分けることは困難だった。色で識別できるタンパク質の開発により、細胞が異常をきたすがんなどの研究に役立ちそうだ。 研究チームは、微生物の細胞内にあり、酸化・還元状態を感知する機能があるタンパク質を抽出。これを遺伝子操作で、クラゲのタンパク質から作った黄色と水色の蛍光色を発する2種類のタンパク質と組み合わせ、新しいタンパク質を作り出した。 このタンパク質を組み込んだハムスターの細胞を使った実験では、もとは緑色だったタンパク質が酸化状態の細胞では水色に、還元状態では赤色に変化した。 阪井教授はヒトの細胞

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/27
    FRETプローブかな?
  • 植物の免疫反応を解明、食料やバイオ燃料増産に 奈良先端科学技術大学院大 - MSN産経ニュース

    病原体の侵入を受けた植物が、細胞内でセンサーの役割をする「抵抗性タンパク質」で病原体を感知し、感染を防いでいる免疫反応の仕組みを奈良先端科学技術大学院大の島功教授(植物分子遺伝学)らがイネで解明し、19日付の米科学誌電子版に発表した。 病気に強い植物の開発が可能で、農業被害をもたらすイネの「いもち病」を防ぐほか、料生産の安定やバイオ燃料向け農作物の生産向上が期待される。 抵抗性タンパク質は、ウイルスなどの感染を感知すると殺菌作用がある物質を作ったり、感染部位で細胞死を起こしたりして病原体の増殖を抑えている。 島教授らは、抵抗性タンパク質が結合することで、防御反応の引き金となるタンパク質「OsRac1」の働きが活発化することを発見。OsRac1の機能を抑えたイネでは、いもち病菌が正常なイネの2倍の速さで増え、約10日間で、病気で枯れる範囲が4〜5倍に広がった。

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/23
    "抵抗性タンパク質が結合することで、防御反応の引き金となるタンパク質「OsRac1」の働きが活発化することを発見。"
  • 【科学】最強の生物 クマムシの謎に迫る ゲノム解読し本格分析へ (1/3ページ) - MSN産経ニュース

    乾燥・高温・高圧に耐える能力 カラカラに乾燥しても生き延び、高温や超高圧の極限環境に耐える不思議な生物がいる。微小動物「クマムシ」だ。日の研究チームがゲノム(全遺伝情報)を解読し、驚異的な能力の謎の解明に乗り出した。“史上最強”の生物から、地球外生命の手掛かりも得られるかもしれない。(長内洋介) 東大大学院の国枝武和助教(極限生物学)の研究室。顕微鏡をのぞくと、半透明の体に短い脚で、もぞもぞと歩くクマムシが見えた。その様子がクマに似ていることが名前の由来だ。 体長は1ミリ足らずで、脚は8。ムシといっても昆虫ではなく、ゆっくり歩くことを意味する「緩歩動物」という独立のグループに分類される。陸や海などに約1千種が生息し、身近な場所では道端のコケの中に潜んでいることが多い。 生物に水は不可欠だが、クマムシは乾燥しても平気だ。水分を失うと体が「たる」のような形に収縮し、「乾眠」と呼ばれる仮死状

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/20
    耐性状態で生き延びるといっても、放射線やら熱を与えると戻ったときにはだいぶへたっているわけで。生き延びるだけ凄いんだけど。/未知の生き物の解析ってすごく面白そうだなー。オラ、ワクワクすっぞ
  • タンパク質運ぶ微少ファイバー開発 がん研究に活路 京大大学院研究チーム - MSN産経ニュース

    直径ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)サイズの繊維「ナノファイバー」が、ファイバー内で微少なタンパク質を輸送するシステムを、京都大大学院工学研究科の浜地格(いたる)教授(合成生物化学)らの研究チームが世界で初めて突き止め、18日付(日時間)の英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」(電子版)に掲載された。 研究チームはこれまでに、水にも油にもなじむ特殊な分子を合成することでナノファイバーの開発に成功。今回は同ファイバーがタンパク質を運ぶシステムを明らかにした。発病すると特殊なタンパク質が増加する前立腺がんなどで、血液中から同タンパク質をより効率的に取り出すことが期待され、がん研究に役立ちそうだ。 研究チームは、ナノファイバー内で活発に移動する分子の存在を確認。この分子にタンパク質を引きよせる性質を持つビタミンを結合させると、同ビタミンがタンパク質と結合してファイバー

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/20
    ファイバーがタンパク質を運ぶシステムを明らかにした。発病すると特殊なタンパク質が増加する前立腺がんなどで、血液中から同タンパク質をより効率的に取り出すことが期待され、がん研究に役立ちそうだ。
  • 深海生物進化の定説を補強 世界で2番目に古いシンカイヒバリガイの化石発見 (1/3ページ) - MSN産経ニュース

    上越教育大の天野和孝教授(56)が11日、ムール貝の仲間のシンカイヒバリガイの世界で2番目に古い化石を発見したと発表した。天野教授は今回の化石を北海道浦幌町で発見したのは昨年8月、6月10日から茨城県つくば市の筑波大学などで開かれる日古生物学会の年会で研究結果を発表する予定だ。天野教授は「これまでの深海生物の進化の定説を補強する発見で、その道筋が明確になるかもしれない」と自信をのぞかせる。 シンカイヒバリガイは日光の届かない水深1000メートル以下で、光合成以外の方法で作り出した栄養で生きる生物群「化学合成群集」とされる。 えらにバクテリアを寄生させ、そのバクテリアが海底から噴出するメタンガスや硫化水素を分解して作った有機物を餌にしている。 深海では大型の無脊椎(せきつい)動物は生息できないとされてきたが昭和52(1977)年、潜水調査船「アルヴィン」による調査で太平洋ガラパゴス沖で約4

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/16
    熱水噴出孔といった化学合成体系に暮らす貝の化石。
  • モスバーガー 「ラー油」使ったバーガー発売 「スッキリ!!」とコラボ - MSN産経ニュース

    「モスバーガー」を運営するモスフードサービスは、日テレビ放送網の朝の情報番組「スッキリ!!」(月〜金曜日、朝8時〜10時25分)と共同開発したハンバーガーを6月中旬から売り出す。ブームとなりつつある「ラー油」を使ったハンバーガーで、同番組の司会・コメンテーターを務めるテリー伊藤氏がプロデュースする。期間限定ながら100万以上の販売を目指すという。 モスは、昨年5月に、同番組とコラボして、ゆず胡椒を使ったバーガー「『スッキリ!!』辛テリーヤキバーガー」を発売し、11日間の発売期間に、当初計画の50万を上回る70万を販売するなど、大ヒットを飛ばした。今回、第2弾となる「ラー油バーガー」で話題をつくり、外で“独り勝ち”の日マクドナルドに対抗する。

  • 【首相訪沖】首相「海兵隊が抑止力と思わなかった」 - MSN産経ニュース

    鳩山由紀夫首相は4日、米軍普天間飛行場の移設問題に関し「昨年の衆院選当時は、海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」と記者団に述べた。また、昨年の衆院選で沖縄県外、国外移設を主張したことについて「自身の発言に重みを感じている」とも語った。

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/04
    軍事知識の乏しい俺でも、この発言はないと思う。/ここまで来ると民主党内での首相の評価が知りたい。
  • 骨折治癒を加速 米研究チームが開発 - MSN産経ニュース

    骨折したマウスの治癒のスピードを速める物質を米スタンフォード大の研究チームが開発し、28日付の米医学誌に発表した。人の骨折治療だけでなく、さまざまな臓器や組織の再生に応用できる可能性があり、研究グループは傷ついた皮膚や心筋梗塞の治療への利用も検討していきたいとしている。 研究チームは、動物が傷ついた組織を修復する際に細胞から出る「Wnt」というタンパク質に着目。Wntが骨の幹細胞を活性化させることで新しい骨の形成を促すことを突き止めた。 さらにWntを効率よく細胞内に運ぶためのリン脂質でできたリポソームと呼ばれる微小なカプセルを開発した。 リポソームに入ったWntを骨折したマウスに投与したところ、投与しないマウスに比べて新しい骨の形成が3・5倍速くなることが確認できたという。再生の加速は骨折した部位だけで限定的に認められた。(共同)

    kelokelo
    kelokelo 2010/04/29
    Wnt signalingがosteoblastでも活性化するのかな?
  • 【生活を遊んでますか?】ラー油の次は「生七味」 広がる料理のアレンジ (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    最近のラー油ブームは大変な勢いです。Martでは昨年7月の日アクセス主催の「の展示会」で、発売前の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を読者が注目して以来、何度か取り上げてきました。ネットでのクチコミも広がり、「桃ラー」という言葉まで生まれるほどのブレーク。 ただ、Mart読者が注目した調味料は桃屋のラー油だけではありません。今やコストコの売れ筋となった通称「ヨシダのグルメのたれ」、「ヨシダソースオリジナル」や「クレイジーソルト塩だれ」などは、いち早くMart読者のツボにはまり、読者のアレンジを何度も掲載してきました。 そんなアレンジ力を買われてか、あの大ヒットしたラー油の桃屋と次なるヒット商品として「塩だしつゆ」のCMを作りました。CMでは「塩だしつゆ」のさまざまな使い方を実感した読者が、つゆだけじゃもったいないとアピール。実際に読者が「塩だしつゆ」でさまざまな料理アレンジをしています

    kelokelo
    kelokelo 2010/04/25
    食べてみたい。
  • チョコレート、肝硬変患者に良薬である可能性 - MSN産経ニュース

    肝硬変の患者に将来、ダークチョコレートが処方される日が来るかもしれない。研究者がウィーンで開かれた肝臓に関する会合でチョコレートの健康への効用を調べた研究結果を報告した。 肝硬変の患者では後に腹部の血圧が危険な水準まで上昇し、血管破裂につながることもあるが、ダークチョコレートをべることでこれが抑制されるという。 末期肝臓病の患者21人を対象にした研究によると、事にカカオ85%含有のチョコレートを含めた人では、ホワイトチョコレートを含めた人と比べ、肝臓につながる血管内の血圧上昇の割合が著しく小さかった。 カカオに含まれるフラバノールという抗酸化物質が、血管を広げるのに役立つと考えらている。(ロイター)

  • 物質運ぶタンパク質のメカニズム解明 ガン治療法に期待  - MSN産経ニュース

    アミノ酸の素となる栄養素を細胞内に取り込む際に働くタンパク質「Mhp1」の構造を、京都大大学院医学研究科の岩田想教授(構造生物学)と科学技術振興機構の島村達郎研究員らの研究チームが世界で初めて突きとめ、成果が23日付の米科学誌「サイエンス」に掲載された。 タンパク質の構造が判明したことで、栄養素の輸送メカニズムが解析され、同メカニズムの異常から起こる乳がんやうつ)病などの神経疾患の新たな治療法の確立につながりそうだ。 研究チームは特殊なX線を使い、細胞膜の内部にあり、膜の外から内部へ栄養素を取り入れるタンパク質を解析。その結果、タンパク質が外部に向けて口を広げて栄養素を取り込んだ後に口を閉じ、次に内部に向けて口を開いて栄養素を送り込む−という一連のメカニズムを分子レベルで確認した。 同様の働きをするタンパク質はほかにも多くあるといい、研究チームは「多くのタンパク質の生理機能や役割を明ら

  • “色づき”メカニズム解明 - MSN産経ニュース

    植物内で葉緑素ができる最後の段階で、もとになる物質が緑色になるメカニズムを名古屋大の藤田祐一准教授らの研究チームが解明、18日付英科学誌ネイチャー電子版に発表した。 解明に成功したのは、裸子植物などに含まれ、光がなくても葉緑素をつくる「暗所作動型」酵素の化学変化。 藤田准教授によると、葉緑素は根から取り込んだ窒素などをもとに複数の酵素の働きでつくられるが、生成の最終段階で働く酵素の複雑な化学構造や化学変化のメカニズムを解明したのは初めて。「新しい触媒の開発などにつながるかもしれない」としている。 藤田准教授らは今回、光を必要とせずに葉緑素をつくる酵素の分子構造をエックス線などで解析。葉緑素のもとになる薄い黄緑色の物質「プロトクロロフィリド」が、この酵素から電子を受け取るなどして化学構造を変化させ、葉緑素になる一段階手前で、緑色の物質「クロロフィリド」になる過程をとらえることに成功した。

  • 【水泳】男子200背4連覇の入江「ねんざしてた…」 - MSN産経ニュース

    レースには勝った。だが、入江の表情は晴れなかった。「タイムがよくなくて残念」。200メートル背泳ぎでアジア大会の派遣標準記録を切る1分55秒52で4連覇を達成したとはいえ、昨年の世界選手権でマークした日記録には3秒01遅れた。 「順調にスピード練習を積んだ。記録を狙います」と試合前に公言していた男がレース後、衝撃的な告白をした。「実は1カ月前に足をねんざしてしまって」。3月の米国合宿での陸上トレーニング中に転倒して右足をひねり、「2週間ぐらい泳げなかった」という。 体力面の不安はレースに表れた。世界選手権以後、前半のスピードを課題に置いてきたものの、「バテてしまうだろう」と守りの姿勢に。体力を温存する消極的なレースでは、納得できないのは当たり前だった。 記録更新に対する気持ちが強い。昨年の日豪対抗の200メートルで世界新記録に相当するタイムを出したものの、着用していた水着が国際水連の認可

    kelokelo
    kelokelo 2010/04/18
    記事の内容よりも青山綾里さんが書いていることの方が気になってしまった。