今回は松永英明さんのブログ『絵文録ことのは』からご寄稿いただきました。 グルーポンおせち事件を反面教師として“クーポン提供者”の姿勢を学ぶ バードカフェがクーポン共同購入サイト『GROUPON(グルーポン)』で売り出した“謹製おせち”が遅配した上、内容がスカスカだったという“グルーポンおせち事件”について、ネット上ではすでにいろいろな意見が交わされている。なかには「返金して社長が辞任したんだからこれ以上たたくな」といった意見も見られる。それどころか「すでに解決したに等しい問題」というような乱暴な議論も見られる。 しかし、この事件について改めて考え、学ぶ必要はあるだろう。ここでは、クーポンを提供する側の倫理あるいは戦略といった観点で、バードカフェは何を勘違いしていたのか、グルーポンを利用する“クーポン提供者”はどういう姿勢でのぞむべきかを述べてみたい。 事件の経過年表 *2010年11月25