タグ

経済学に関するkenjeenのブックマーク (9)

  • 経済学は役に立つか - 池田信夫 blog

    「生産性」論争は、思わぬ波紋を呼んでいるようだ。私はもう続ける気がないのに、あちこちで話題になって、「揚げ足取りだ」「学問の名によるイジメだ」「経済学ってそんな大したものなのか」といった話が盛り上がっている。 最後の質問からお答えすると、経済学って大したもんじゃない。昔から「憂な科学」としてバカにされているように、それは自然科学のまねをしようとしてできない中途半端な学問である。では、まったく役に立たないかというと、ないよりはましだろう。変ないい方だが、経済学が役に立つのは、それが日常的な実感に合わないからなのだ。 たとえば、サラ金に苦しんでいる人を救うには、直感的には上限金利を規制すればいいようにみえる。しかし経済学によれば、金利は資金需要と供給で決まるので、そういう規制をすると貸金業者の経営が悪化するだけでなく、借りたくても借りられない人が出てくる。現実に、オリコの経営危機が表面化

  • 憂鬱な科学 - 池田信夫 blog

    経済学が"dismal science"と呼ばれることはよく知られているが、その意味はあまり知られていない。普通これは、トマス・カーライルがマルサスの『人口論』を批判した言葉だと思われているが、実はカーライルの著作にそういう言及はない。彼がこの言葉を使ったのは、1849年の奴隷制に関する評論である。彼はそこで「この世界の秘密は需要と供給にあるとし、支配者の義務を個人の選択に帰着させる社会科学」をdismal science(つまらない学問)と呼んでいる。当世風にいえば「労働力を供給するには市場原理主義にまかせていてはだめで、(奴隷制のような)規制が必要だ」といっているわけだ。 憂になるのは、カーライルから160年たっても、同じような「経済学批判」が繰り返されていることだ。もちろん今では奴隷制を擁護する人はいないが、市場よりも国家の力を信じる人は多い。そういう人々がいうのは、「経済学は非

  • 山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal - アフリカのエイズの新しい分析……それと経済学の何たるか。

    ちょっと間があいたので、他人のふんどしで相撲をとろう。 経済学お金だけの学問じゃない。 今年の経済書で、話題性から見てもおもしろさから見ても重要性から見ても、ぼくはレヴィット&ダブナー『ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する』がダントツだったと思う。その重要性その他(そしてそれについてまるっきりピンときていないとおぼしき業界への不満)は、『論座』の書評に書いた。経済学は経済成長ばかり重視するとか、それ以外のものを見ていないのではないかとかいったことを、何やら大発見のように言い立てる人は、素人ばかりでなく、実は経済学のかなりえらい人でも(救われないことに)結構いる。そしてその指摘自体はまちがいじゃない。経済学に限らず、あらゆる分野において、新しい領域を切り開ける人は少なくて、たいがいの人はすでに確立されているもののちょっとした変奏しかできない。お金は数値化できるし、数学の道具立てを

    山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal - アフリカのエイズの新しい分析……それと経済学の何たるか。
  • 論座 2006/08 Book Review

    『ヤバい経済学』:お金だけが大切じゃないことを、説教としてではなく理論的に解明しようとする経済学の新潮流 レヴィット、ダブナー『ヤバい経済学』(東洋経済新報社, 2006) (『論座』2006 年 8 月号) 山形浩生 要約: 『ヤバイ経済学』は、経済学お金だけを扱うものではないことをはっきり示し、その方向性を次々に打ち出している実に楽しくも有意義な一冊だ。でも日のタコツボ経済学の世界はそれをきちんと評価できない。「お金ばかりを重視してはいけない」と年寄りの説教は大好きなくせに、ではお金以外をどうやって学問として考えようかについてまったく考えていない。書はそれをやっているのが偉大なところである。 書は刊行されてからすでにかなりの時間がたっている。ぼくは原書で読んで狂喜したし、すでに版権が取られていて自分では訳せないことを知って不安になったが(だってこんな楽しいが、どんよりした学者

  • Milton Friedman - 池田信夫 blog

    ミルトン・フリードマンが死去した。NYタイムズやWSJだけでなく、日の新聞まで1面で報じている。経済学者の死がこれほど大きなニュースになることは、おそらく空前絶後だろう。 私の学生時代(1970年代)には、日の大学ではまだフリードマンは極右の特殊な学者という位置づけで、宇沢弘文氏などは口をきわめて批判していた(*)。しかしケインズ派とシカゴ派の論争は、理論的にも実証的にも70年代にほぼ決着し、80年代にはシカゴ派よりもさらに過激な「新しい古典派」が学問的には主流になった。ところが東大では、宇沢氏が「合理的期待一派は水際で阻止する」と公言して、そういう研究者を東大に帰さなかったため、日ではケインズ派がながく生き残り、90年代には巨額の「景気対策」が行われた。 現実の政治でも、80年代にはサッチャー首相やレーガン大統領がフリードマンの理論を政策として実行したが、日ではその理論さえ知

  • bewaad institute@kasumigaseki(2006-11-03) 経済学1.0のススメ

    kenjeen
    kenjeen 2006/11/04
    半分も分からないのにブクマー
  • 経済思想の歴史:トップ

    経済思想史ウェブサイト日語版:new school の HET ページの翻訳。経済思想の歴史について、古代から現代まで情報やリンクを集めたサイトなんめり。学生や素人で、経済学について歴史的な流れを理解したい人たち向けのサイトだが、中身的にはそこらの専門書より視野が広くて高度だったりするぞ。

  • 最上の日々 on "Why nerds are unpopular"

    ▼ 自分もそうなって分かったが、ひっきりなしにメモする人と言うのは、あれはアイデアを忘れないためにやっているのではなく、アイデアを頭の中から追い出してそれを気にしない為にやっている。つまり忘れるためにやっているのだなあ。 ▼ 冥王星が惑星から外されるという話について、 私が知っている2,3の学会と同じとすれば、天文学会には他人に何かを強制する権力はない。学者が普段の執筆で学会に拘束されることもない。せいぜい学会の公式文書はそれに従うという程度だろう。 学会には普通は教科書の書き直しなどを強制する権利はないし、どっかの国が「我が国では公教育では冥王星は惑星に入れときます」とかやってもいっこうにかまわないはず。 ところが、世間の反応はそんな風ではなかった。強制力がないのに周りが権力があると思い込む事によって実際に権力が発生することが有るとは理解していたけど、実例を見たのは初めてだ。

  • 経済学はじめの一冊 - 書評 - 経済学的思考のセンス : 404 Blog Not Found

    2006年01月08日13:39 カテゴリ書評/画評/品評Money 経済学はじめの一冊 - 書評 - 経済学的思考のセンス ちょっと書評しにくいかも知れない。 経済学的思考のセンス 大竹文雄 しかし、「経済学はじめの一冊」と言われたら、Entry現在ではこのを勧める。 「この一冊」ではなく、「はじめの一冊」である。このを起点に、他のも漁るというのがこのに向いた読み方だと思う。 このは、経済学の視点からは物事はどう見えるのかというのを紹介したであり、特定の問題に対して経済学的に答えを出すというではない。それだけに、実に多くの一見経済学に見えない設問が用意されている。各章と各項のタイトルから、"?"で終わっているものを以下に抜き出してみた。 お金がない人を助けるには? 女性はなぜ、背の高い男性を好むのか? イイ男は結婚しているのか? 美男美女は当に得か? 自然災害に備える

    経済学はじめの一冊 - 書評 - 経済学的思考のセンス : 404 Blog Not Found
  • 1