社説は吉例新聞週間ネタと拉致被害者帰国1年の話が多い。拉致問題については朝日新聞の社説が期待どおりだった。オメーらも共犯のようなものだぜと思う。そんななか日経新聞社説「聞き捨てならない公団疑惑」が面白かった。 ことは、石原伸晃国土交通相が5日の藤井治芳日本道路公団総裁と更迭会談で、道路族議員の癒着や国有地払い下げに関わる政治家の不正を藤井がほのめかしたらしい。それを日経は聞き捨てならぬというのである。 族議員の癒着や国有地払い下げの不正なんか当たり前じゃないかとふと思ったが、そう思う自分がなにかに麻痺している気がした。これは日経が言うようにきちんと膿を出さなくてはいけない問題だ。 話の出所は石原伸晃のテレビ出演のようだ。 石原国交相によると、藤井総裁は「道路関係議員は自分が面倒を見ている」と述べ、誰か分かる政治家のイニシャルを挙げ建設省勤務時代に「国有地払い下げを巡る疑惑があったことを知っ