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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (150)

  • ITリスクの回避傾向を緩和する

    ITはもともとハイリスクな専門領域なのだが、中には適度なITリスクを負うことさえ避けている組織もある。リスクに対してあまりに慎重過ぎる組織は、ITの持つ潜在的な恩恵をまったく受けられない可能性がある。 IT(情報技術)はもともとハイリスクな専門領域なのだが、中には適度なITリスクを負うことさえ避けている組織もある。リスクに対してあまりに慎重過ぎる組織は、ITの持つ潜在的な恩恵をまったく受けられない可能性がある。 ITリスク回避の方向から、ITパフォーマンスの向上をもたらし得る適度のリスクを受け入れる方向へと組織を軌道修正するにはどうすればよいだろうか。リスクを忌避する環境が組織の風土を反映したものだとすると、軌道修正は容易ではない。じっくりと時間をかけて環境を変えていく必要がある。 その取っかかりの1つは、より高いリスクを取ることがビジネスにどんな利点をもたらすかを役員に説明するためのプレ

    ITリスクの回避傾向を緩和する
    kenjikby
    kenjikby 2006/08/11
    ITはもともとハイリスクな専門領域なのだが、中には適度なITリスクを負うことさえ避けている組織もある。リスクに対してあまりに慎重過ぎる組織は、ITの持つ潜在的な恩恵をまったく受けられない可能性がある。
  • 提言4:組織のマネジメントOSを構築せよ

    今回は「提言マネジメントイニシアチブ時代に向けて――企画では7つの提言について順次、解説している。今回は「提言4」として、「組織のマネジメントOSを構築せよ」がテーマ。 マネジメントシステムは魔法の杖ではない 組織の目標達成、価値の最大化に効果的なマネジメントシステムといえども、どんな組織にも成功の果実をもたらす魔法の杖にはなり得ないことがある。これは、あるコンサルティング会社が急成長しているベンチャー企業にマネジメントシステムを導入するためにコンサルティングに入ったときの話だ。その会社のトップは業績好調ながらも、組織としても成熟度を高めてさらなる成長戦略を描くためにマネジメントシステムの導入を決定した。ところが実際に業務分析を行い、マネジメントシステムを導入しようとしたところ、それを受け入れる土壌がまったくなかったのである。その最大の理由は、短期間のうちに急成長したベンチャー企業ゆえ、

    提言4:組織のマネジメントOSを構築せよ
    kenjikby
    kenjikby 2006/08/11
    マネジメントOSとは、具体的にはPDCAサイクルあるいはTQM(総合的品質管理手法)の考え方である。言うまでもなくPDCAはマネジメントの基本プロセスであり、これら4つのステップを1つのプロセスとしてとらえ組織を運営して
  • 提言5:マネジメントはITサービスから考えよ

    マネジメントイニシアチブ時代に向けて――企画では7つの提言について順次、解説している。今回は「提言5」として、「マネジメントはITサービスから考えよ」がテーマ。 サービス提供で最も重要な運用保守部門 ITの導入を検討するときに従来から行われていることは、業務上の課題の観点から目的の明確化・現状分析・概略設計といった、ITアクウィジションの企画プロセスから手をつけることだ。こうした上流工程のマネジメントによる成果物を基に、詳細設計、開発工程へとプロジェクトが進められていく。コンサルティング会社があるユーザーのIT導入コンサルティングに入り業務プロセス分析を行ったときのことだ。そのユーザーのシステム企画担当者は、まず自らの顧客を起点にシステムを企画し提案する。その後に設計・開発、運用保守という一連のプロセスを描いた。 ところが、それに沿ってOBS(Organization Breakdown

    提言5:マネジメントはITサービスから考えよ
    kenjikby
    kenjikby 2006/08/11
    ITサービスマネジメントとは、顧客要件を満たす品質の高いITサービスの計画・開発・提供・維持に必要なプロセスを構築していくアプローチである。したがって、IT導入の川下と考えられている運用・保守だから、ITサービ
  • 提言6:IT投資はリアルユーザーの視点で考えよ

    マネジメントイニシアチブ時代に向けて――企画では7つの提言について順次、解説している。今回は「提言6」として、「IT投資はリアルユーザーの視点で考えよ」がテーマ。 なぜ“使えないシステム”が生まれるのか システム導入に数億、数十億円を投資したにもかかわらず、企業にとっての新しい価値を生み出すどころか、有効に活用されないITシステムが多いという声をよく聞く。システム導入プロジェクトは、ほぼ成功し、安定稼働している。しかし、それを使う人や組織が動かないために、システムが想定した効果を経営上発揮しないというものだ。戦略シナリオや目標、適切な評価指標、マネジメントの欠如であったり、あるいは、そうしたことの組織への教育、浸透不足などだったりする。つまり、経営戦略とIT戦略がかけ離れているという、ITガバナンスの欠如だと考えられる。 また、業務改革を目的にシステムを開発・導入したが、制約が多くて、エ

    提言6:IT投資はリアルユーザーの視点で考えよ
    kenjikby
    kenjikby 2006/08/11
    経営者がIT投資をすることの目的は、業務プロセスの標準化、情報の活用、業務の効率化、経営マネジメント機能の強化などによって、競争力を強化するとともに会社の価値を高めることである。業務プロセスを回すのも情
  • 提言7:トップのコミットメントがマネジメントを成功させる

    マネジメントイニシアチブ時代に向けて――企画では7つの提言について順次、解説している。今回は最後の「提言7」として、「トップのコミットメントがマネジメントを成功させる」がテーマ。結びのメッセージも付記しておく。 トップのITマネジメントへの関与が足りない 「ITなくして経営は成り立たない」「IT戦略の成否が競争力を左右する」といったことが声高に言われるようになり、ITマネジメントやITガバナンスに取り組んでいる企業は多い。ところが、東京証券取引所のシステムトラブルに代表されるように、ITシステムを適切に構築・運用する仕組みが整っていないことも問題視されている。また、ITツール導入が先立ち、当にめざすべき目的がよくわからない、戦略的な展開をめざしたはずのITシステムが、出来上がってみたら単なる業務効率化にしか役立たなかった、などといった事例も多い。 こうしたITガバナンス不足の背景には、

    提言7:トップのコミットメントがマネジメントを成功させる
    kenjikby
    kenjikby 2006/08/11
    こうしたITガバナンス不足の背景には、経営トップの関与不足があると思われる例が目立つ。言い換えると、ITガバナンスをリードするべき人材に求められる能力や、トップマネジメントとしてITガバナンスにコミットすべき
  • IBM、オンデマンドセンターをBlue GeneとOpteronサーバで増強

    米IBMは、3カ所のスーパーコンピューティングオンデマンドセンターに15TFLOP以上の処理能力を追加し、同サービスの需要増に対応する。 ニューヨーク州アーモンクに拠を置く同社は、これらセンターに設置されているスーパーコンピューティングシステム「Blue Gene」の処理能力を強化するとともに、AMD製Opteronプロセッサベースのブレードシステム「BladeCenter」を追加する、と同社のディープコンピューティング担当副社長、デビッド・ジェラルディ氏は語った。 このほか、IBM製Power5+プロセッサベースのシステムも追加する。3年前にこのComputing Capacity on Demandプロジェクトが始動されて以来、Powerプラットフォームベースのコンピューティングリソースは今のところまだわずかしか提供されていない。 ジェラルディ氏によれば、MSC Softwareなど

    IBM、オンデマンドセンターをBlue GeneとOpteronサーバで増強
    kenjikby
    kenjikby 2006/08/11
    「顧客は、いわゆるオフサイトコンピューティングに目を向け始めている。自分たちの事業計画を拡張させる極めて妥当な手段として、自力でできる以上の能力と柔軟性をもたらす手段として」
  • リーダーシップを発揮するにはどうすれば?(前編) ― @IT情報マネジメント

    新緑の候、初めて部下を持った人や新たに組織の管理を任された人などが、多くおられると思う。今回は、管理者にとって自分自身のリーダーシップの修得、あるいは部下のリーダーシップ能力の育成などの参考にしていただければ幸いと思い、リーダーシップの発揮という問題を取り上げてみる。 組織にとって望ましい人のタイプとは? 以前、社内の研修で、講師の人事コンサルタントからこんな質問を投げ掛けられたことがある。 上の図のように「やる気を縦軸に、知恵・能力を横軸に人の特性を表した場合、組織にとって望ましいのは、どのタイプの人か?」という問題である。一番望ましいのは誰が見てもDだろう。では、一番問題があるのはA、B、Cのどれだろうか? そもそも、リーダーシップとは? リーダーシップについては、人によってさまざまなとらえ方があるので、ここでは出発点に戻り、「組織の目的や方向を示し、組織全体を動機付け、目標達成のため

    リーダーシップを発揮するにはどうすれば?(前編) ― @IT情報マネジメント
    kenjikby
    kenjikby 2006/08/11
    ■仕事の目的を明確にする
  • ITmedia エンタープライズ:Ajaxを理解する4つのポイント (1/6)

    Ajaxはどのように実現されているのだろうか? こんな疑問に応えるべく、サンプルを挙げてみよう。Ajaxの基は、単に「JavaScriptでHTTP通信をする」というだけに過ぎないことが分かる。 オンライン・ムックPlus「Web2.0で変わるWebプログラミングの常識」の第1回目では、Ajaxが使われる背景と、どのような場合に適しているかを解説した。 今回はサンプルアプリケーションを取り上げていこう。ポイントは、もっとも基的な例に限定したことであり、開発者である読者が今すぐにでも既存のWebアプリケーションへ組み込むことができるよう配慮した点だ。 まず最初に、以下の図2に示す2つのテキストボックスに注目してほしい。その「和」と「差」をそれぞれ計算し、結果を埋め込むという処理を挙げてみよう。 「和」と「差」を計算する処理の部分は、サーバ側に用意したPHPプログラムで行うことにする(図3

    ITmedia エンタープライズ:Ajaxを理解する4つのポイント (1/6)
  • Web時代の“割り切り”情報処理――フィードパス 小川・西川さん

    RSSリーダーなどのネットサービスを提供する仕事に就く、小川さんと西川さん。「世の中に情報はいくらでもあるし、それを見つける方法も十分発達している」と、割り切った方法で情報を処理している。 「とにかく大量の情報を浴びるようにしている。ブログも書籍も、多くのものを素早く読みます」と話すのは、フィードパスCOOの小川浩さん。しかし、その大量の情報を整理したり、何かを選び出したりすることはないという。「メモ帳などは持ちません。最近は紙に字を書くこと自体ほとんどなくなりました」と笑う。 まずは浅く広く情報を仕入れて頭の片隅にとどめておき、深い知識が必要になったらそのときに探せばよい。当に重要な情報は、テレビや新聞などいくつものメディアを見ていれば自然と何度も引っかかってきて、記憶に残るはずだと考えている。 思いついたことや重要なことは、その日のうちにメールやブログに書いておく。逆に忘れてしまった

    Web時代の“割り切り”情報処理――フィードパス 小川・西川さん
  • 紙を使った発想法

    新しいプロジェクトを立ち上げたり、困難な案件を乗り越えたりするために必要な創造性やアイデア。なかなか出てこないアイデアを生み出す方法など、創造性を高めるさまざまな方法を紹介していく。 創造性を高めるためには、一言でいうと“リソースフル”な状態になることが大事です。 “資源”という意味の“リソース”と、“リソースフル”というのは全然違う意味です。リソースの場合、資金がある、道具がある、人材がある……というように、外にものがあることを「リソースがある」といいます。逆に、スタッフがいない、資金もない、何もない、というのはリソースがない状態です。リソースがないとキツイですよね。 このように、リソースは外側にあるものなので、その有無に影響されます。必要なものだし悪いわけではありませんが、創造性を発揮するにはリソースに頼るのではなく、自分自身が“リソースフル”になることが大事です。 何でもリソースに変

    紙を使った発想法
  • プロの条件と開発プロセス ― @IT情報マネジメント

    ソフトウェア開発に「開発プロセス」は必要なんでしょうか? これはよく私が「開発プロセス」の標準化のお手伝いやトレーニングをする際に、最初にされる質問です。もし、この質問をされたら、これを読まれている皆さんはどう答えるでしょうか? おそらく、いろいろなご意見、回答があると思います。「こうすればできる開発手順の標準化」第1回では、「もの作りのプロフェッショナル」という視点からこの問いが持つ意味について考えてみたいと思います。 (1)プロフェッショナルとは? 筆者が20年くらい前に新人で会社に入り、ソフトウェア開発部門に配属されたとき、こう尋ねられました。 「ソフトウェア開発で、プロフェッショナルとアマチュアの違いは何か?」 恥ずかしい話、そのときは「給料をもらっているか否か」くらいしか私の頭には浮かびませんでした。しかし、そのとき教えられたのは、「仕事の成果(物)の品質を保証できるか否か」とい

    プロの条件と開発プロセス ― @IT情報マネジメント
  • 2007年問題の解決からRFIDの活用までPLMの役割は大きい

    現在の製造業者はどこでも、CADによる製品設計やBOM(部品管理)の管理などを実践するPLMソリューションを活用している。 もう15年以上も前のことだが、とある雑誌の編集部で読者ハガキの整理をしていた際に、編集部をたまたま訪れていたシャープの研究職の方と会話したことがあった。 「シャープという会社は、ユーザーのハガキが研究者のところにもまわってくるんだよね。日でそういうものを一番活用しているメーカーかもしれないよ」(シャープの研究職員) ちょうどそのころは、「目の付けどころが、シャープでしょ」というキャッチフレーズが市場に定着し始めたときだった。その後、液晶ビューカムやザウルスなど、個性的な製品が次々と市場に投入されることになる。消費者から届いたハガキの内容が新たなヒット商品の開発に直接つながったかどうかは定かではないが、このときは「シャープというのは風通しのいい企業なんだな」という感想

    2007年問題の解決からRFIDの活用までPLMの役割は大きい
  • Expired

    この記事は,ロイター・ジャパンとの契約の掲載期限(30日間)を過ぎましたのでサーバから削除しました。 このページは20秒後にEnterprise トップページに自動的に切り替わります。

    kenjikby
    kenjikby 2006/07/31
    違いが良く見えないなぁ。。。。
  • Webアプリケーションを使って楽をする

    わず嫌いの人もいるが、デスクトップソフトからWebアプリケーションに移行することで、楽になる作業は多い。(Lifehacker) 【この記事は、2006年6月29日付で米ブログメディア「Lifehacker」に掲載された記事を翻訳したものです。】 デスクトップソフトウェアと変わらない機能を備えたWebアプリケーションが日に日に増えている。筆者はここ数カ月で、自分の仕事を可能な限り、Webベースのソフトウェアアプリケーションに移行させた。お気に入りはGoogle Calendar、Writely、Bloglines、Blinksale、del.isio.us、Ta-da Lists、Flickrなど。慣れ親しんだデスクトップソフトウェアの世界を離れるのがおっくうなユーザーも多いだろうが、ホステッドWebアプリケーション(インターネット上のサーバでデータを保存してくれるアプリケーション)で自

    Webアプリケーションを使って楽をする
  • 複数のメッセンジャーを統合する──meebo

    ところが、いろいろな人とやりとりしようとすると、複数のメッセンジャーソフトを入れなくてはいけないのが大変。Windowsの起動は遅くなるし、メモリはたくさんうし、みんな1つのメッセンジャーを使ってくれればいいのに……と思うが、なかなかそうもいかない。 複数のメッセンジャーのIDを統合して利用できるソフトは、Gaimや、Regnessem、Odigo、Adiumなどいろいろあるが、「オンライン仕事術」として紹介したいのがmeeboだ。 meeboはWindowsのアプリケーションではなく、Webベースのソフトウェアだ。つまり、 PCへのインストールなしで利用できる 自分のPCでなくても利用できる といったメリットがある。IMアプリをインストールできない環境(会社のPCなど)、またインターネット喫茶や他人のPCでも、Webベースならば比較的気軽に使える。 複数のメッセンジャーにまとめてログイ

    複数のメッセンジャーを統合する──meebo
  • ITmedia Biz.ID:今、国産RSSリーダーがアツイ!? タイプ別RSSリーダー活用法

    livedoor Readerやgoo RSSリーダー、フレッシュリーダーなど国産RSSリーダーで効率よく情報を収集しよう。 オフィスソフトといえばマイクロソフト、検索サービスといえばGoogleYahoo!――。一般的にソフトウェアやネット上のツールというと、海外生まれのサービスが思い浮かぶのが現在のIT業界の常識でしょう。 もちろん、楽天やmixiのように日ならではのサービスもたくさん存在しますが、ことこのコラムで紹介するようなワークスタイル関連のツールやソフトウェアにおいては、代名詞となるのは海外産のものが主流なのが実情です。 ただそんな中で、国産のツールが非常に元気な分野があります。それが「RSSリーダー」の分野です。以前、“RSS未読恐怖症”の回でも簡単にいくつかご紹介しましたが、今回は、タイプ別にお勧めRSSリーダー活用法をご紹介したいと思います。 大量の情報を効率よく閲覧

    ITmedia Biz.ID:今、国産RSSリーダーがアツイ!? タイプ別RSSリーダー活用法
  • ITmedia Biz.ID:ノートをうまく取るためのツール

    “紙の”ノートの取り方の工夫について紹介。また、自分専用のカスタムノートを作って、PDFとしてダウンロードできるサービスも紹介する。(Lifehacker) 【この記事は、2006年4月14日付で米ブログメディア「Lifehacker」に掲載された記事を翻訳したものです。】 好むと好まざるとにかかわらず、人生は会議の連続だ――状況確認のためのミーティング、プランニングのための電話会議、ブレーンストーミングのための集まり、そして会議のための会議もある。だが、全員が会議室を去った後、どのようなアクションが取られたかも、会議と同等かそれ以上に重要なことだ。 ビジネス会議であれ大学の講義であれカンファレンスであれ、効率よくノートを取ることは、プロジェクトを動かし、キャリアと知識を積み上げていく上で不可欠のスキルだ。今回は、筆者のお気に入りのノートの取り方を紹介する。自分のニーズにあったカスタムノー

    ITmedia Biz.ID:ノートをうまく取るためのツール
  • 「ノンコア業務」に投資し過ぎていませんか?

    SAPジャパンは7月21日、今後のITがよりビジネス主導型になることを紹介するコンファレンス「SAP Business Symposium '06」を東京国際フォーラムで開催した。基調講演には、「キャズム」などの執筆で世界的に知られる米TCG Advisorsのマネージングディレクターであるジェフリー・ムーア氏が登場し、日企業の今後の戦略に関してヒントを示した。 この日、同氏は、「他社への差別化要素となる“コア”に注力するためにイノベーションには集中的に投資すべき」と強調した。一方で、それ以外のすべてを「コンテキスト」と呼び、そこには標準化およびエンジニアリング化で対応するべきであるとしている。 だが、実際には、過去の成功体験などによって、企業全体がコンテキストに固執するケースも多く、その場合には身動きが取れなくなってしまうという。そこで示されたのが「シックスレバーモデル」だ。これは、ミ

    「ノンコア業務」に投資し過ぎていませんか?
  • シャア専用ズゴックの一撃に沈むジムはなぜ美しいのか

    「モジュール化された製品だから無機質である」という結論にたどり着くのは必ずしも適切でないことをシャア専用ズゴックの一撃に沈むジムは教えてくれた。 製品ライフサイクル管理(PLM)の特集を展開していく中で分かったことは、競争の激しい市場環境でいかに製造コストを抑えるかに製造業者の意識が集中していることである。部品の共通化、標準化、モジュール化といったキーワードを聞いて、効率の追求として納得する一方で、無機質な感覚を覚える人も少なくないのではないか。 しかし、「モジュール化された製品だから無機質である」という結論にたどり着くのは必ずしも適切でない。 アニメ『機動戦士ガンダム』をご存じだろう。サンライズが制作し、1979年から80年にかけて放映された伝説的なロボットアニメである。中でもファンの間で名場面の1つとして挙げられているのが、南米ジャブローの基地において、ジオン軍のシャア大佐が操縦する「

    シャア専用ズゴックの一撃に沈むジムはなぜ美しいのか
  • 「見える化」のやり方

    今回は商品設計、開発の最前線の手法について、ベリングポイントの山崎 周マネジャーに具体例を用いながら解説してもらう。 山崎 周(ベリングポイント マネジャー) 単なる設計開発部門の業務の効率化やナレッジの有効活用にとどまらず、企業の事業戦略や製品戦略そのものを変革する手段として、PLMを切り口に業務改革に取り組む企業が増えている。決して、単なるパッケージの導入というニュアンスではない。今回は、業務改革の中でも特に重要になることが多い購買業務に的を絞り、PLM業務改革の一例に触れながら解説していきたい。 企業の活動実績の可視化 「品目や部品コードの採番体系がシステム間で統一されていない」。あるいは、「実際は同じ部品なのに複数部署で別々に調達している」といったこともある。 このような状況で、「ゴリ押し」でPDM(製品データ管理)導入プロジェクトを推進しても効果は出ない。しかし、構想立案時に、企

    「見える化」のやり方