「生徒1人にPC1台」を掲げる文部科学省の「GIGAスクール構想」。配布されたPCは、十分な性能を備えているか──MM総研は1月23日、こんな調査結果を発表した。各自治体の教育委員会に聞いたところ、回答者の92%が「十分に備えている」「備えている」と答えた。 残り8%は「あまり備えていない」と回答。PC本体に加え、UIやタッチペンなどの周辺機器に対する課題があったという。 各教育委員会に対し、PCの具体的な用途を複数回答で聞いたところ、最も多いのは「学習支援ソフトやアプリの利用」と「調べ学習」(69%)だった。3位は「考えをまとめて発表」(61%)、4位は「デジタル教科書・ドリル」(51%)、5位は「カメラ機能で動画や写真を撮る」(50%)と続いた。他には「生徒と児童・生徒のやりとり」(44%)、「児童生徒同士のやりとり」(32%)もあった。 PCの用途については自治体あたり平均3.8件の