Harvard Injury Control Research CenterにてMeans Matters(手段は大きな問題)キャンペーン活動を指揮するCathy Barber氏によれば、自殺の手段を取り除くことで自殺を効果的に阻止することができるという(New York Times)。 これまで自殺の阻止においては、自殺願望のある人を特定して治療することに重点がおかれてきた。しかし自殺が非常に衝動的なものであることから、自殺願望を持つ人を特定するのは困難であるという。自殺を試みたことのある人を対象におこなった調査では、自殺を思い立ってから10分以内に行動に移したと回答した人が過半数に及んでいた。また、自殺を試みる人は最も効果的な自殺手段を探すのではなく、手近なものに頼る傾向があるという。そのため、殺傷力が高く、自殺によく使われる手段を取り除くことの方が重要であるとのこと。 当然、まったく