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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/akihito (12)

  • 【書評】'The Republican Brain':シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    米国には進化論を否定する「インテリジェント・デザイン」や、オバマ大統領の出生地に疑問を抱き続ける「バーサー」、そして保守派の草の根運動「ティーパーティー」など、日人からすると少し理解しがたい運動が存在していることはご存じの通り(もちろんその逆の現象もあるでしょうが)。そしてその担い手となっているのが保守派、特に共和党支持者層なわけですが、なぜ彼らが極端な主張に凝り固まってしまうのかを考察した'The Republican Brain: The Science of Why They Deny Science--and Reality'(共和党脳――なぜ彼らは科学と現実を否定するのか)が出版されたので、ざっと目を通してみました。 「共和党脳(The Republican Brain)」とはまた思い切ったタイトルですが、いちおう文では「民主党支持者やリベラル派の間にも誤った考えを抱いてい

    【書評】'The Republican Brain':シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 中国の高速鉄道事故とミニブログ:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    中国のネットと言えば厳しい検閲が有名ですが、先日発生した高速鉄道の事故に際しては、意外なほど関連情報の共有が行われていたようです。この件に関する中国国内のミニブログの動向を、以下の2つの記事が詳しく伝えています: ■ 感動!温州高速鉄道追突事件に見るミニブログの力 (中国網日語版) ■ Micro blogs play key role in rail disaster (China Daily) いったいどのような状況が見られたのか、時系列に沿って箇条書きにしてみましょう: 7/23 (事故発生の7分前): 現場近くに住んでいた"Smm_miao"というユーザーが、車両が不意に停車するのを目撃、乗客の安否を気遣うメッセージを投稿。 7/23 8:30 pm頃: 事故発生(北京南駅発福州駅行きのD301便と杭州駅発福州南駅行きのD3115便の高速列車が浙江省温州で追突)。 7/23 8:

    中国の高速鉄道事故とミニブログ:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 【書評】『彼女はなぜ「それ」を選ぶのか?』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    早川書房さんから、今月上旬に出版された『彼女はなぜ「それ」を選ぶのか?: 世界で売れる秘密』をいただきました。ありがとうございます。ということで、いつものようにご紹介と感想を少し。 書の著者はパコ・アンダーヒル氏。そう、ベストセラーとなった『なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学』を書かれた方です。『なぜこの店で~』が早川書房さんから出版されたのが2001年ですから、ちょうど10年前になるというわけですね。10年という時間の流れは、書『なぜ「それ」を選ぶのか?』にソーシャルメディアを扱う章が登場していることにも窺えます。 さて今回テーマとなるのは、タイトルにも示されているように「女性に選んでもらえる商品/サービス/お店をつくるには何を心がける必要があるか」という問題。女性の社会的役割やライフスタイルの変化によって、女性が望む条件も大きく変わりつつあります。それを生活必需品か

    【書評】『彼女はなぜ「それ」を選ぶのか?』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 「若者による犯罪が増えている」という感覚、マスコミが原因なの?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    若者による犯罪が減少傾向にあります。過去10年間の上半期の刑法犯少年検挙人員および人口比(同年齢層人口1,000人当たりの検挙人員)をまとめた警察庁の資料によれば、検挙人員数は平成15年以降の8年連続で、同人口比は平成17年以降の6年連続で、それぞれ前年を下回っています: ■ 刑法犯少年の推移(上半期) (こちらの資料から転載しました) また通年の結果で見ても、刑法犯少年の数は平成16年~21年まで6年連続で減少(22年についてはまだ発表されていません)。だからと言って犯罪を犯す少年が何万人もいて良いわけではありませんが、少なくとも減少傾向にあることは統計データから明らかになっているわけですね。 一方で先日、こんな記事がネットで注目を集めていました: ■ 少年非行、減少の実感なし 内閣府の世論調査 (47NEWS) 少年の刑法犯が減り続け、周囲で子どもの非行をあまり見聞きしていないのに、少

    「若者による犯罪が増えている」という感覚、マスコミが原因なの?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 「新聞社のウェブサイト」が無くなる日:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    従来型メディアのソーシャルメディア活用については今までもお伝えしてきましたが、これは特に珍しい事例かもしれません。いやもしかしたら、今後はこれが普通の存在になるのかも? ■ Rockville Central: set to become a Facebook-only outlet (Nieman Journalism Lab) 米メリーランド州Rockvilleを対象にした地域ニュースサイト"Rockville Central"がFacebookページに移行し、以後独自サイトの更新を停止するというニュース。確かに現在のサイトを見ると、最後に更新されたニュースは2月28日付けで、自らの「Facebook移行」を報じている他ニュースサイトの記事をまとめたもの。一方で以下のFacebookページでは、直近で50分前と、当然ながら更新が続けられています: ■ Rockville Central

    「新聞社のウェブサイト」が無くなる日:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 「あいつ仕事できねーよな」と言われた時に、あなたがすべきたった1つのこと:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    職場でのいじめや陰口といった問題は、学校でのいじめと同じくらい陰湿なものとなり得る――残念ながら「言われなくても分かっているよ」と仰る方が多いと思います。それでは一社員として、この問題にどう対応すれば良いのか。New York Times に、1つのヒントが紹介されています: ■ Can You Believe How Mean Office Gossip Can Be? (New York Times) 職場での悪口に関する、いくつかの研究結果について。まず悪口がエスカレートするステップについて、こんな重要な指摘があります: The earlier studies found that once someone made a negative comment about a person who wasn’t there, the conversation would get meane

    「あいつ仕事できねーよな」と言われた時に、あなたがすべきたった1つのこと:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • ソーシャルメディアが社会の断層を埋める?:シロクマ日報:ITmedia オルタナティブ・ブログ

    「ネットや携帯電話を使う人の方が、他人とのつながりを維持している」。こんな調査結果が、お馴染み Pew Internet and American Life Project から発表されています: ■ ネットや携帯電話は社会性を高める、米調査 (AFPBB News) 一般的に信じられていることとは異なり、テクノロジーの進化は人びとを社会的な孤立に向かわせることはなく、インターネットや携帯電話を使用する米国人の多くが、より広く多様な社会ネットワークを築いている――。こうした事実が、米民間調査機関「ピュー・インターネット・アンド・アメリカン・ライフ・プロジェクト(Pew Internet and American Life Project)」が4日に発表した調査報告書『Social Isolation and New Technology(社会的孤立と新技術)』で明らかになった。 報告書全体

    ソーシャルメディアが社会の断層を埋める?:シロクマ日報:ITmedia オルタナティブ・ブログ
  • 日本の企業 Twitter に「キャラ Twitter」が目立つのは気のせい?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    おかげさまで、昨日公開した「企業とTwitterの向き合い方:Twitterを使っているのは誰なのか」には多くのブックマークをいただきました。ありがとうございます。あと3回ほどありますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。ユーザー数つながりの余談で恐縮ですが、Facebook の会員数が3億人を突破し、世界中でこの人数を超える国家は中国(約13億人)、インド(約12億人)、米国(約3.1億人)しかないのだとか。Twitter のユーザー数もいつか日の人口(約1.3億人)ぐらいに達するのかも……? ***** 昨日はオルタナブログでご一緒させていただいているKNN神田さんの主催で、「Twitter on Business」というイベントに参加して参りました。同じくオルタナブロガーで、モディファイCEOの小川さん、面白法人カヤックの玉田さんと共に、Twitter のビジネス利用につい

    日本の企業 Twitter に「キャラ Twitter」が目立つのは気のせい?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2009/09/17
    その後ソフトバンクモバイルがお父さんを登場させたという展開。
  • 「死ねばいいのに」:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ネットの世界では、「死ね」という言葉が平気で飛び交っています。「学校裏サイト」のような世界だけでなく、掲示板、コメント欄、ブックマークなどなど、罵り言葉は場所を選びません。「何て酷い世界だ、国かプロバイダ/サービス提供者が規制を行うべきだ!」という反応が出てきても仕方のないことでしょう。米国では、ネット上に悪口を書き込むことに刑罰を適応しようという法案まで提出されたそうです(参考記事)。 しかし、単純な規制は効果がないと考えます。例えばはてなブックマークの「死ねばいいのに」というタグですが、当に死んでしまえと思っているわけではなく、誇張や冗談の意味で使われることも多々あります(某お笑い芸人さんもギャグとして「死ねばいいのに」を使っていますよね)。文脈上悪意がないものでも、「死」という言葉が使われているから禁止、というのではただの言論統制でしょう。 また「死ね」を「氏ね」と書き換えたり、特

    「死ねばいいのに」:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • シロクマ日報 > 秋葉原通り魔事件とデジタル野次馬 : ITmedia オルタナティブ・ブログ

    CloseBox and OpenPod で松尾さんも取り上げられていましたが、皆さんご存知の通り、昨日のお昼ごろ秋葉原で通り魔事件が発生しました。犠牲者の方々に、心からご冥福をお祈りしたいと思います。 大勢の人が集まる繁華街で、白昼堂々と無差別に人を殺す。これだけでも異常なことなのですが、それとは別に、この事件から衝撃を受けたことが2つあります。最初の驚きは、NHKが「居合わせた人が携帯電話で撮影した、犯人逮捕の瞬間の写真」を放映していたこと。しかもその写真は、「インターネットの画像共有サイトに載せられていたもの」だと紹介されていました。 速報性という点で、ネットが既存のマスメディアを凌駕しつつあることはご存知の通りです。松尾さんと同様、僕も事件を知ったのは Twitter に書き込まれたメッセージから。テレビをつけたもののニュース番組はやっておらず、ネット上のニュースサイトやブログ等で

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  • ブログはつまらなくなった方がいい。:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    昨日は RTC Vol.28:『ブログ限界論』 に参加してきました。例の告知文に対する反応で、開催前から話題を呼んだイベントですが、内容は大変興味深いものでした。会場には公式(招待されたという意味)・非公式問わず、有名なブロガーさんも数多くいらっしゃった様子。司会のお二人による漫才(進行とも言う)も楽しませていただきました。 さて、題の「ブログはつまらなくなったのか?」という点ですが。これに対して、ゲストのお一人だった佐々木俊尚さんからこんなコメントがありました: 私の好きなSF小説の世界でも、「拡散と浸透」(SFファンが増えると同時に、つまらないも増えた)という問題があった。ブログの世界も同様で、ブロガーが増えると同時に、「このブログ面白いよね」というような共通する価値観がなくなっているのではないか。つまりアジェンダは「面白くなくなった」ではなく、「価値観が共有できなくなった」である

    ブログはつまらなくなった方がいい。:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • ネットで危険なのは若者か、それとも……:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ちょうど昨日、お馴染みの米国発SNSサービスである MySpace に関する2つの記事を読みました。話を始める前に、まずは1つ目の記事をご紹介しましょう: ■ MySpace、性犯罪者2万9000人を削除 (ITmedia News) 「MySpaceが7月24日、性犯罪で有罪判決を受けたことのある会員2万9000人を特定し、削除したことを明らかにした。これは同社が当初報告していた人数の4倍を超える」とのこと。約3万人も性犯罪者が登録していたのか!とビックリしますが、MySpace が抱える膨大なユーザーの数と、アメリカでの性犯罪に対する厳格な取締りを考えれば、不思議ではないのかもしれません(だからと言って犯罪者が野放しになっていて良いというわけではありませんが)。 この記事を読んで「やっぱりネットのサービスは怖い、未成年は遠ざけておくべきだ」と感じた方は、次の記事を読んでみて下さい: ■

    ネットで危険なのは若者か、それとも……:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
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