松本ミゾレ 主にネットニュースサイトへの執筆で生計を立てている文筆業。「男性はあらゆる点で女性より弱い」を信条に、恋愛や芸能コラムに取り組む。野菜ソムリエの資格を持ち、特技はパチンコ台の釘調整や潜水など多数。
「どうせ私なんて、とやる気がでない」「失敗が絶望になる」「常に誰かと比べて落ち込む」―。自己肯定感の低さによる生きづらさは、挙げればきりがありません。 内閣府の2014年度版「子ども・若者白書」では、日本の若者は諸外国と比べて自己肯定感が低いことが指摘されています。「自分自身に満足している」と答えた子どもの割合は、1位はアメリカ、次いでイギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、韓国の順でそれぞれ70%~80%以上、日本は調査対象の7か国中最下位で、割合も45.8%と極端に低い結果でした。 自己肯定感とは、「ありのままの自分を認める」ということ。日本は、それが上手くできないと感じる若者が多いようです。3月11日、はてな匿名ダイアリーにも「自己肯定感ってどうやったら身に着くの?」との投稿があり注目を集めました。(文:篠原みつき) 「自分との約束をどれだけ守れたか、の積み重ね」に賛同多数 投稿は
安倍内閣の支持率が時事通信などの世論調査で20%台まで下落し、「危険水域」に入った。しかしニコニコユーザーだけに限れば、安倍内閣を「支持する」と答えた人は51.7%に上り、「支持しない」の24.1%を大きく上回っている。ドワンゴが7月21日に発表した「月例ネット世論調査」によって明らかになった。(取材・文:オリュンポス魔威孤) 自民党が惨敗した都議会選の結果は「よくなかった」と思う人が3割超 ニコニコ動画や生放送などを利用しているユーザーを対象に、7月20日の21時18分から一斉に調査を行った。およそ5分間で5万1559人から回答があったという。 支持政党は自民党(42.9%)が最も多く、日本維新の会(2.9%)や共産党(2.5%)を大幅に上回った。ただし「支持政党はない」が43.6%だった。男性だけに絞ると、内閣支持率は57.5%に達し、自民党を支持政党として挙げた人も47.2%になる。
あまりの疲労や落ち込みから、食事や入浴といった日常動作に面倒くささを感じ、後回しにした経験はないだろうか。多くの場合はストレス発散などで気を持ち直し、再びいつも通りの健やかな生活に戻るわけだが、一方で、生活を立て直すタイミングを逃し、ゴミ屋敷と化してしまう人もいる。中にはついに気力も尽き果て、荒れた部屋の中で孤独死するケースもあるという。 こうした、生活環境や栄養状態が悪化しているにも関わらず、改善する意欲や周囲を頼る気力が沸かなくなってしまう状態を、セルフネグレクト(自己虐待)と呼ぶ。かつては一人暮らしのお年寄りを中心に見られたこの現象が、近頃は若い世代で増加しているという。 仕事の愚痴を誰にも言えず、ゴミに囲まれながら孤独死した30代女性も フジテレビの情報番組「ノンストップ!」で6月8日、仕事のストレスからセルフネグレクトになり亡くなった30代女性のケースを紹介していた。 女性は一人
経産省若手職員有志が作成した資料「不安な個人、立ちすくむ国家」は、お役所のイメージを覆すその内容から、大きな反響を呼んだ。メンバーの一人は以前、キャリコネニュースの取材に対し、これをきっかけとした議論の広がりを望んでいたが、その思いは1か月経って現実のものとなった。 6月13日、資料を起点にしたワークショップが都内で開催された。若手プロジェクトメンバーや会社員、公務員、学生など120人以上が詰めかけ、3時間にわたり熱い議論が交わされた。 地方には、新卒一括採用や65歳定年制が関係ない企業も多い 会場は、経産省からもほど近いコワーキングスペースSENQ霞ヶ関。司会を務めるコード・フォー・ジャパン代表の関治之さんが、 「本日のゴールは、今の日本の課題について理解を深め、参加者それぞれが自分のアクションプランを導き出すところ。詳しくなって良かったな、勉強になって良かったなではなく、『明日から何し
インターネットは便利だ。一方で、匿名になると、ユーザーがなんか陰気だったり高慢な書き込みをするのもまた、日本のインターネットの特徴だったりする。 有名人や世間で話題のニュースに対して、ポジティブな声とネガティブな声。どちらが多いかなんて論じるまでもなく後者の方に軍配が上がる。(文:松本ミゾレ) 最近だとSNS「裏アカウント」で誹謗中傷する人も ネットでの誹謗中傷、嫌ですね… とにかく日本のインターネットの書き込みには分かりやすい特徴がある。Facebookなどの個人が容易に特定できるようなものでは清廉潔白なものが目立つし、仲良しこよしのやり取りばかりだ。 しかし、2ちゃんねるなんかでは匿名であることを良いことに、日がな誹謗中傷合戦が繰り広げられている。ツイッターも匿名でやる人が多いのでときに似たような感じになる。 煽って煽られ、関係ないユーザーが巻き添えを食らい、これに激怒した者がさらに憎
大手ポータルサイトでニュース記事を見ていると、コメント欄で記事に対し「興味ない」などと書き込んでいる人がいるが、一体どんな心理なのだろうか。 先日、発言小町に「ニュースにわざわざ『興味がない』とコメントする人」というトピック立っていた。もう内容を読む前から「ああ、いるいる。ああいうタイプの人たちね」と思ってしまったが、今回はちょっとこのテーマについて考えていきたい。(文:松本ミゾレ) 「興味ない」といってニュースを拡散するユーザー、とてもありがたい存在説 この投稿の内容をざっくりと紹介したい。ネットではニュースやブログ記事に読者がコメントをつけることができるが、自分が興味のない内容なのにわざわざ「興味ありません」「どうでもいい」「知らない人」といった書き込みをする人がいる。特に芸能関係のニュースのとききに多いという。 「あれはどういう心理で書き込んでるのでしょうか?本当に無関心なら視界にも
今年の夏、エアコンが壊れた。突然室外機の起動音がうるさくなり、近所からクレームが入った。大家さんに電話したところ、交換のために電気屋を手配してくれるということだった。 しかし猛暑真っ只中。エアコンの取り付け工事が相次いでいて、結局僕は7日ほど待たされることとなった。久々に窓を全開にして汗だくで生活したが、その一週間は本当に地獄のような日々だった。 取替え工事当日のことだ。作業員が「長いことお待たせしまして」というので、僕はつい「いや、ホントにね」と返してしまった。その瞬間、「あ、この返しはいかん」と反省したものだ。 このクソ忙しい中、汗だくで猛暑に耐えて工事をしてくれる人に、こういうことを言うのは人としてダメだ。自分の了見の狭さがイヤになった。普段エアコンの恩恵にあずかっていることが、いつの間にか当たり前になっていたからこそ出た言葉だったのだろう。(文:松本ミゾレ) 利便性のために「営業時
周りに「自分がいないと仕事が回らないから休めない」と言い張り、たくさんの仕事を抱え込んで忙しそうに仕事をしている人はいないだろうか。そういった人が増えると、特定の人しかわからない仕事が増え、いざ休まれたときに業務に支障が出てしまうケースもあるが、組織としては困ってしまう。 7月7日、はてなブログで「俺がいなければ職場が回らないって言う奴の無能率は異常w」という記事が投稿され、ネットで話題になっている。 「スティーブジョブスがいなくたってアップルは続くくらいだもんね」 ブログの筆者全マニシキさんは、社会人になってから「俺がいないと職場が回らない!」というタイプの人が気になるのだという。そのようなタイプの人間を「オレマワ」と称した。資格や人員の関係など一部の例外は認めながらも、オレマワタイプは人を信用しない独裁者的タイプや部下を育成できないマネジメント能力不足タイプだと持論を展開。 「オレマワ
仕事をうまく進めるために、人間関係を良好に保つことは重要だ。中には、嫌われるのが怖くて部下や後輩がミスをしても、叱ったり注意することができないという人もいるのではないだろうか。 こういった悩みは人気アイドルも抱えているようだ。7月25日深夜放送の「Momm!!」(TBS系)で、AKB48のメンバー渡辺麻友さん(22)が、自身がグループの中で先輩の立場なものの、「嫌われるのが怖くて叱れない」と心情を語った。 「言うべきときもあるけど、なかなかその勇気が出ない」 番組では21歳の販売員の女性の悩みを紹介。先輩は叱ってくれたものの、いざ自分に後輩ができると、嫌われるのが怖くて叱ることができないのだという。「どうすれば相手に嫌われずに叱ることができるのでしょうか?」と相談した。 これに対し渡辺さんは、「この人の気持ちが私もすごいわかる」と応じ、 「叱りたいって、言うべきときもあるけど、なかなかその
土日以外に祝日で休めるのは嬉しい。しかし、祝日は日並びによっては、実質的に恩恵を受けられなくなることもある。 2016年に祝日によって土日以外に休みになった日数は16日だが、なんと2017年は12日と、2016年に比べて4日も少ない。この事実に、ネット上では「生きる気力を無くした」とコメントされるなど、悲しみのムードが漂っている。 「はよハッピーサタデー制度を作れや!」 2017年の休日は少ない 「これはヤバい 社畜が発狂するんじゃねえの」「つらたん…」 「政府は対策立てるべきだろ おかしいよこんなの」 ネットでは、2017年の年間休日が少ないことを嘆く声が多数出ている。2017年は祝日が土曜日に重なってしまい、実質的になくなってしまうケースが多い。 カレンダーを見てみると、2月11日の建国記念日、4月29日の昭和の日、9月23日の秋分の日、12月23日の天皇誕生日の4日間が土曜日に当たっ
新聞の購読者数は減少を続ける一方だが、依然として出来るビジネスパーソンは新聞を読むという傾向があるようだ。情報サイトの開発や運営を行うキャリアインデックスが4月13日に発表した「年収・転職 実態調査 vol.1」によれば、年収1000万円以上の人の92%が「新聞を読んでいる」と答えたという。 高所得者層の割合、朝日新聞の資料では産経が最下位 高所得者は新聞を読んでいる割合が高い? 調査は3月29日から30日にかけて実施。全国の20歳~59歳の1000人が回答した。その他の年収で「新聞を読んでいる」と答えた人は、「700~1000万円未満」で74%、「500~700万円未満」で54%、「300~500万円未満」で56%、「300万円未満」で55%だった。 お金がある人は新聞を購読できる経済的余裕がある、ということもありそうではあるが、調査元は、「年収が高い人ほど新聞を読んでいる人の割合が多く
10月19日の報道番組「おはよう日本」(NHK)は、「恋愛しない若者」を特集した。2015年に内閣府が公表した「結婚・家族に関する意識調査」によると、恋人のいない20代~30代の男女の37.6%が「恋人をほしくない」と思っているという。その理由として最も多かったのが、「恋愛が面倒」いう回答だったそうだ。 番組では、自身も数年恋人がおらず、恋愛に消極的だという今年26歳の男性ディレクターが、若者たちの恋愛観を取材していた。 25歳院生、研究と趣味のアニメで生活が充実 では、なぜ若者は恋愛を「面倒」だと思うのだろうか。番組が399人に対して行ったアンケートによると、37%の人が恋愛から距離を置く理由として、「自分の時間・趣味を優先したい」と答えたという。 番組の取材を受けた京都大学の大学院に通う25歳男子学生も似たような感じだ。彼の楽しみはゲームセンターに行くことと1日の終わりに部屋で一人アニ
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