頭をよくしたいなら油を変えよ書店では多くの「脳トレ」関連書籍を見つけることができますが、本質に立ち返ると、もっとも重要なのは脳のコンディションを上げることだと著者はいいます。 具体的には、脳のCPUにあたる脳幹の炎症をいかに抑えるかがポイントだというのです。 私がそれに気づくきっかけとなったことの一つが、母親が若年性アルツハイマーにかかったことだった。 これはアミロイドβというタンパク質が脳内に溜まることで炎症が起き、認知力が落ちる病気である。 私の地の半分は母親からきているわけで、そんな自分の脳のコンディションを維持すべく、日々摂取する料理で使う油は良質なもの(ココナッツオイル、亜麻仁油、オメガ3を含む油、エクストラバージンオイルなど)にこだわっている。サラダ油は摂取しない。(80ページより) 「頭をよくするには勉強しないといけない」といった常識から距離を置き、「そもそも“頭の状態がよい