いまさらながら マイケル・サンデル教授のこれからの正義の話をしようをちまちまと読み始めたのだが、ひとつの「正義」というのは往々にしてさほど正義として受け入れられないことが多い。 この本は序盤に災害時の便乗値上げに関する考察が展開されるのだが、311 を経験した我々日本人にとっても非常に身につまされる話だろう。 これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者: マイケルサンデル,鬼澤忍出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/11/25メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 204回この商品を含むブログ (68件) を見る 災害が起きた時に商店が値上げをしなかったら、お金と時間のある人が物資を買い占めてしまう。時間が取れずにあとから駆けつけた人には物資が回らない。物資の値段が上がれば買い占めも防げるし、それによってあがった利益を元に災害で壊れた道路などをかい
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