タグ

reviewとgenderに関するkenjiro_nのブックマーク (7)

  • 結婚、育児、仕事で壊れていく女性…共感の涙が止まらない!/映画『82年生まれ、キム・ジヨン』×峰なゆか | 女子SPA!

    ――峰さんはベストセラーとなった原作も発売当初に読んでいたそうですが、原作を読んだうえで映画をご覧になってみて、どんな感想でしたか? 峰:原作よりもキム・ジヨンの夫のキャラクターが丁寧に描かれていたのが印象的でした。夫のデヒョンが、わかりやすい悪役ではないというのがすごくよかったですね。亭主関白でもないし、モラハラ夫でもないし、DV夫でもない。家事にもそれなりに協力的。 でも、ジヨンがやっとの思いで探してきたカフェの仕事を「これが君の望む仕事か?」とあっさり全否定したり、「僕が育休とるよ。僕もこの機会に勉強や読書したいし!」と育児をナメくさった発言をしたり。悪気はないんだけど、女の大変さを全然わかってない。普通の男を普通に描いているからこその絶望がリアルでした。 ――悪気もなく優しいからこそ、男性からは「優しくていい旦那じゃん」「どこが悪いの?」といった意見も出てきそうな気がします。 峰:

    結婚、育児、仕事で壊れていく女性…共感の涙が止まらない!/映画『82年生まれ、キム・ジヨン』×峰なゆか | 女子SPA!
  • 女性の声を奪う力と、それに抗う力『舌を抜かれる女たち』

    表紙はピカソ、「ピロメラを犯すテレウス」だ。テレウスは、義理の妹のピロメラを人気のない場所へ連れ込み、レイプする。終わった後、ピロメラは、テレウスに告げる。 「もう恥じてなどいない、私はこのことを広言する。機会があれば、人前で誰にでも言うつもりです。天もそれを聞くでしょう、もし天に神がおいでなら神も私の言うことを聞かれるでしょう」 告発を恐れたテレウスは、ピロメラの舌を切り、置き去りにする。オウィディウスの『変身物語』の一幕だ[wikipedia:ピロメーラー]。このように、女を黙らせ、女の言葉を軽んじ、権力から遠ざけようとする動きは、古来からあったという。そのメカニズムを告発したのが、『舌を抜かれる女たち』になる。 著者はケンブリッジ大教授のメアリー・ビアード、元は講演録で、昨今の MeToo 運動を受けて大幅に加筆したもの。古代ギリシャ・ローマからの文芸や美術をひも解きながら、女性の声

    女性の声を奪う力と、それに抗う力『舌を抜かれる女たち』
  • [書評] 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。(藤森かよこ): 極東ブログ

    著者の藤森かよこさんは、リバタリアンのアイン・ランドの研究者なので、彼女の思想を藤森さんの生き方に重ね、現代日という文脈に合わせた一般向けの書籍だろうなと期待して読んだ。が、半分くらいまではアイン・ランドは出てこない。出てきたときはさすが研究者だなと思うようなとんでもない逸話が出てきてびっくりした。 というわけで、前半は、概ね、知的な65歳の現代女性で、いわゆるリベラル的な圏内の呪縛のない、言い方は悪いが、現実的なおばちゃんが、実際には8割がたを占めるであろう馬鹿ブス貧乏女性に、当に愛を込めて書かれた教訓である。現実と彼女の人生に裏付けられているので説得力がある。その分、通俗的だが、そうした通俗性を捨象すればフェミニストの上野千鶴子さんとよく似たタイプのフェミニズムの入門書でもある。特にそうした面では、レイプ後の具体的な対応についてかなり踏み込んで書かれていて、若い女性は読んでおくほ

  • 女が男を支配する社会のリアルな恐怖! 男女逆転の復讐ファンタジー!|Web河出

    解説 単行 - 外国文学 女が男を支配する社会のリアルな恐怖! 男女逆転の復讐ファンタジー! 渡辺由佳里(エッセイスト、翻訳家) 2018.10.25 『パワー』 ナオミ・オルダーマン 安原和見訳 【解説】渡辺由佳里 アメリカでは2016年の大統領選挙で、初めての女性大統領になることが期待されたヒラリー・クリントンが、ドナルド・トランプに敗れた。得票数ではクリントンのほうがトランプよりも280万以上多かったのだが、アメリカ独自の「選挙人制度」というシステムのために、選挙ではトランプが勝利したのだ。 自分に対して厳しい質問をする女性ジャーナリストたちにセクハラ的な嫌がらせをし、「スターなら、プッシー(女性器)をつかむとか、(女は)なんでもやらせてくれる」と自慢し、妊娠中にプレイボーイ誌のモデルと不倫をし、別のポルノ女優に不倫の口止め料を払い、ツイッターでも露骨な女性蔑視の発言をするトラ

    女が男を支配する社会のリアルな恐怖! 男女逆転の復讐ファンタジー!|Web河出
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2018/10/28
    ヒステリックな反発をしている男性のコメントが多いというのはなんというか。
  • 自意識と無意識と美意識 - 伊野尾書店WEBかわら版

    高校の時の友人E君はどこか遊びに行くと、すぐ通りすがりの女の人を査定する人だった。 街を歩いていても、電車に乗っていても、どこか店に入っても、すぐ通りがかった女の人や女の子を見ては 「お、かわいい」「くーいいオンナだねえ」と口にした。 「今の子かわいくない?」「ああいうお姉ちゃんとどう?」みたいに同意を求めてくることも多かったので、そのたびに「あー…そうね」とか生返事をしてると「なんだよノリ悪いなあ。ホモなんじゃねえの?」と口にした。 アイドルとか芸能人ならともかく、通りがかりの女の人の容姿を公共の場であれこれ口にすることに抵抗があった。 そもそも私たちは正真正銘の童貞少年であり、人のことをとやかく言う以前に自分の容姿がよいとも思えなかった。もっとも容姿がよいからって言っていいものでもないが。 E君は一緒に遊ぶ分には楽しい人間だったが、街中を歩く容姿のいい女の人をハンターのように探す姿勢と

    自意識と無意識と美意識 - 伊野尾書店WEBかわら版
  • もはや男は添え物? 「アナと雪の女王」見てきた - ハート♥剛毛系

    「アナと雪の女王」見てきた。 『アナと雪の女王』特別映像:「Let It Go」/イディナ・メンゼル - YouTube パートナーと行ったのだけど「なんでこれが高評価されてるの? ゴールデングローブ賞とかアカデミー賞とか貰ってるのかよくわからない」と言われた。 SNS見てても、軒並み40代以上の男性が「いや、まあ、よく出来てるけどピンと来なかった」みたいな反応なので、ある層にはよくわからない映画だろうな。と思った。 私は「女の子の自己実現の表現」として、おとぎ話をモチーフにした主人公が女の子のものは興味深く見る。 この映画は「従来のディズニープリンセスもの」だと思って見に行くと「え?!」ってなると思う。 あの大ヒット主題歌「Let It Go」の歌詞をよくよく読めば、どんな映画かわかるというものである。「私は自由よ」「理想の娘はもういない」ですよ。 最低限「ディズニー初のダブルヒロイン物

    もはや男は添え物? 「アナと雪の女王」見てきた - ハート♥剛毛系
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2014/04/08
    火あぶりというオチでKMM団を思い出しこの筆者なら混じってても違和感は少なさそうという与太はさておき、アナが恋愛脳全開なのに対してエルザにその手の描写がなかったのはかなり気にはなってた。
  • 『「少女小説」の生成』書評 規範と逸脱の麗しき輪舞|好書好日

    「少女小説」の生成―ジェンダー・ポリティクスの世紀 [著] 久米依子 近代日の「少女小説」。このジャンルの独自性は、日の近代化と文化表象の特異性を裏書きしている。少女小説が登場したのは、明治30年代のこと。その系譜は近年のコバルト文庫に至るまで、百年にもわたる歴史をもつ。だがその内容や領域に一貫性はなく、ときに相反する特性をも包摂する。これは、いわゆる欧米の「家庭小説」などとも一線を画すと筆者は指摘する。 明治後期、いわゆる少女向け読みものとしての少女小説が誕生。だが同時期書かれた田山花袋「少女病」等、青年と若い娘の恋愛小説もまた、少女小説と呼ばれていた。無垢(むく)なる性愛対象という「少女」は、後発近代化国・日の成人男性にとって、抑圧された自らの自然を回復するための救世主でもあった。このあり方は、その後次第に教育的配慮とは齟齬(そご)をきたす。 近代教育における少女への要請もまた、

    『「少女小説」の生成』書評 規範と逸脱の麗しき輪舞|好書好日
  • 1