2001年、05年の世界陸上男子400m障害の銅メダリスト、為末大氏(38)が8月15日、自身のTwitterで「税金を投入したのにメダルが取れなかった」という議論に改めて反論した。国費を投入して育成したオリンピック選手が、大会で成績不振だった場合に責任を問う風潮に一石を投じた。
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2001年、05年の世界陸上男子400m障害の銅メダリスト、為末大氏(38)が8月15日、自身のTwitterで「税金を投入したのにメダルが取れなかった」という議論に改めて反論した。国費を投入して育成したオリンピック選手が、大会で成績不振だった場合に責任を問う風潮に一石を投じた。
@バンクーバー バックナンバー スポーツ後進国 日本2010年2月23日17時8分 僕はこれまで本当に多くの方にお世話になった。地元の方々、応援してくださった皆様、用具の面倒を見てくださる方、日本オリンピック委員会(JOC)の皆さん。すべての人の支えがあって、4大会連続五輪出場、金、銀、銅メダルの獲得があった。 不遜(ふそん)かもしれないが、申し送りをしておきたいことがある。少し、厳しい言い方になる。が、聞いていただければ幸いだ。 日本はまだまだスポーツ後進国というしかない。五輪の期間中、国中が注目しメダルの数を要求される。選手が責任を感じるのは当然だが、ノルマを課せられているような感じにもなる。それまでの4年間のフォローを国やJOCはきちんとしてきたのだろうか。 政府の事業仕分けが行われ、スポーツ予算は削られる方向になった。全体的な削減は仕方がないとしても、仕分けの仕方は適切だろうか。
「仕分け」意識、敏感に反応 国母選手問題でスキー連盟2010年2月13日19時58分 スノーボード・ハーフパイプの国母(こくぼ)和宏選手(21)=東海大=の「服装の乱れ」に批判が集まった問題で、全日本スキー連盟などが、苦情に敏感に反応した背景には、昨年の「事業仕分け」で日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化費が縮減対象にされたことがある。JOCの市原則之専務理事は「国民の視線が厳しい中、税金を使って派遣されている選手の自覚がない」と話した。 国母選手が所属する東海大にも抗議の電話が数十件寄せられた。大学は12日、ホームページに「誠に遺憾。今後とも学生への教育・指導に努める」との見解を掲載した。 競技本番当日の18日に札幌市の札幌キャンパスで予定していた大学主催の応援会の中止も検討中だ。藁科昇・同大学北海道企画調整課長は「皆さんの感情を考えると、お祭り騒ぎはできない」。 同大のスキー部監
バックナンバー 政府の「事業仕分け」だ。トップレベル選手の強化に当てる日本オリンピック委員会(JOC)への国庫補助金が、縮減対象となっている。仕分け人は「違う助成金が同じ助成先に重なり、お金がどう使われているのか不透明」「メダルが国民の望みなら税金投入も必要だが、メダルが取れそうもない競技になぜ補助しているのか」という考えらしい。 現在、スポーツへの助成金は3種類ある。一つがこの国庫補助金。年間約59億円のうち、約27億円が日本代表選手強化や国際大会への派遣費などに使われ、JOCの年間予算約86億5千万円の約3分の1を占める。残り二つは、国や民間が約300億円を出して作ったスポーツ振興基金と、サッカーくじ(toto)の収益金だ。スポーツ振興基金は競技団体ごとの強化事業や選手個人への助成、toto収益金は若手選手の発掘育成と、助成の目的が法律で決まっている。つまり、国庫補助金が減ると、ト
日本での「祝賀」報道とは裏腹に、9日に発表された「ノーベル平和賞」受賞のニュースは、アメリカ社会にとって、そしてオバマ大統領にとっても驚きと困惑以外の何物でもありませんでした。慎重に言葉を選んだ9日午前の会見、そして12月の授賞式にノルウェーには行くが、賞金は全額寄付するという「苦渋の落としどころ」その全てがオバマの「窮地」を物語っています。 問題は2つあります。まず医療保険改革でアメリカの保守派と全面対決状態のオバマにとっては、「国際派エリートのきれいごと」を嫌う保守派をこれ以上刺激したくないということがあります。また、アフガンの戦況が思わしくない中、平和賞をもらっておきながら増派というのも国外から非難されますし、逆に平和賞をもらった勢いで宥和策などということでは、やはり国内保守派からは強硬な反対が起きるのです。 オバマの周囲は「先週の五輪が当たりで、今回の平和賞がハズレだったら良かった
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