米Googleは3月19日(英国時間)、英国とオランダの「Google Maps」で、「Google Street View」のサービスを開始した。Street Viewに映った人物などを巡っては、日本をはじめ各国でプライバシー問題が議論されているが、英国でもサービス開始後すぐに画像の削除を要求するユーザーが相次いだようだ。その中には、元英国首相のTony Blair夫妻もいる。 Google Street Viewはご存知の通り、路上から撮影した写真を360度閲覧できるGoogle Mapsのサービスだ。Googleが"バーチャルに街を歩く"と提案している通り、Street Viewはたしかに便利で画期的なサービス、だが、その一部として撮影された人にとっては"プライバシー侵害"となりうる。米国では訴訟問題にまで発展した経緯を持つ。 米国、日本、フランス、スペインなど7カ国でスタートした後