『海猿』『ブラックジャックによろしく』で知られるマンガ家・佐藤秀峰が公式ホームページで自身の作品のオンラインコミックの有料配信を開始。9月7日の公開初日は「1日で、約10万円の収益がありました」と報告した。 ホームページで編集部とのギャラ交渉や『ブラックジャックによろしく』の「モーニング」(講談社)から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)への電撃移籍の真相などを暴露してきた佐藤が、マンガを自ら”金”に換えるシステムを構築。今後は、佐藤のシステムを使ってほかのマンガ家の作品も公開する予定で、マンガ家の”脱・出版社”の決定的な兆候となっている。 周辺事情を知るある出版社の編集者は次のように明かした。 「佐藤さんは、公式サイトに公開しているマンガで出版社との原稿料の増額をめぐる交渉、作品の二次使用の無断許可、『ブラックジャックによろしく』連載時のモーニング編集部によるセリフの無断改変などをぶっ
7月17日に総務省と一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)が携帯電話端末向けに提供されているデジタルコンテンツ及びコマースの市場規模を発表しました。 それによるとモバイルコンテンツとコマースの合計で1兆3524億円(前年比117%)規模になりました。iモードが開始されてから10年経過していますが、その間、ずっと右肩上がりに推移しています。 特に2008年は経済不況、携帯端末の買い替え周期の長期化による端末出荷の落ち込みなど、消費者の懐具合が慎重になっている中、モバイル市場が20%近い伸びを示したことは驚きです。市場規模の内訳は、コンテンツ部門が4835億円(同113%)、コマース部門が8689億円(同119%)と、共に順調に拡大しています。 コンテンツ部門については、そろそろ踊り場を迎えるのではないかと思われていました。確かに、着信音系やゲームといった定番コンテンツの伸びは
2009年を「インターネットコンテンツ元年」と掲げ、モバイルコンテンツの拡充を進めるソフトバンクモバイル。7月22日に開催されたワイヤレスジャパン2009では、同社の取り組みをマーケティング本部 副本部長の蓮実一隆氏が語った。 蓮実氏は2008年10月にソフトバンクモバイルに入社。それまでは約20年間、テレビ朝日で番組プロデューサーなどを務めてきた。主な担当番組には、「報道ステーション」「ビートたけしのTVタックル」「サンデープロジェクト」「全国一斉IQテスト」などがあるという。 長年テレビ番組の制作に携わってきた経験から、テレビの衰退が携帯電話には追い風になっていると語る。例えば、ソフトバンクモバイルが毎月1回開催しているお笑いバトル「S-1バトル」だ。 S-1バトルを始めたのは、「老若男女誰でもそこそこ楽しめる」(蓮実氏)という点と、制作コストの低さが魅力だったという。テレビでもお笑い
JAPAN EXPOには今年、日本国内で9月から開催される「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」(コ・フェスタ)も出展した。ブースではアーティストやマンガ家などを招いたイベントを開催。音楽やアニメの映像なども流して、日本のコンテンツの魅力を紹介した。 「コ・フェスタ」は、音楽や映像、アニメ、ファッション、放送や映画などのイベントが連携した統合的なコンテンツフェスティバルだ。JEへの出展は海外展開強化のため。日本のコンテンツを世界に売り込むには――テレビマンユニオンの代表取締役会長・CEOでコ・フェスタのエグゼクティブ・プロデューサーの重延浩氏にJE会場で聞いた。 重延 浩(しげのぶ・ゆたか) JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ) エグゼクティブ・プロデューサー テレビマンユニオン 代表取締役会長・CEO。1964年TBS入社、1970年テレビマンユニオン設立に参加、2
ネット時代にコンテンツの価格はゼロになるのは複製コストがゼロなんだから、経済学的に正しく、著作権なんてみとめるのは社会的に損失だと主張しているひとは池田信夫氏を筆頭に多い。 そうするとコンテンツをお金かけてつくるプロはいなくなって、素人のコンテンツばかりになるんじゃないのと思うんだが、池田信夫氏なんかは、それで正しい、コンテンツ市場なんてなくなったほうが国民の福祉水準が向上すると本気で主張されているので始末に悪い。 市場競争によってコンテンツ価格が原価に収斂していくとするのであれば、コンテンツの原価とは複製コストだけではなくて制作コストも考えなくてはいけないだろう。コンテンツの場合は、いくら複製しようが制作コストは変化しないので、いささか逆説的ではあるがコンテンツの制作コストはコンテンツの市場規模によって決まる。つまりそこそこヒットするコンテンツがだいたい10万本売れるとして、1本あたりの
iPhoneの新機種「iPhone 3G S」と、国内初のAndroid端末「HTC-03A」がまもなく発売されます。どちらもグローバルなアプリケーション流通経路を持ち、オープンなウェブへアクセス可能なスマートフォンです。とくにiPhoneの新たなOSでは課金の仕組みも進化しています。これら2機種によって、モバイルプラットフォームにおけるビジネスの可能性はどの程度広がりをみせるでしょうか。パネリストの皆さんのご意見を聞かせてください。 広がる。ケータイコンテンツをキャベツに例えると分かりやすい。そうすると、ウチはキャベツ農家だ。ドコモはイオンだ。KDDIはサティだ。ソフトバンクはイトーヨーカドーだ。ウィルコムはライフくらいかもしれない。iPhoneストアは世界のウォールマートだ。 ウチは今までイオンやサティにキャベツをおろしていたが、ウォールマートにも卸してみようということになったとしよう
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