[4日 ロイター] 12月7─18日にコペンハーゲンで開催される第15回国連気候変動枠組み条約締結国会議(COP15)に向け、温暖化ガス主要排出国が示した削減目標や要求事項、先進国の資金拠出に対する見解は以下の通り。 ◎中国(年間排出量:68億トン、1人当たり5.5トン) <目標>:国内総生産(GDP)当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を2020年までに05年比40─45%削減。ただ、この目標は国内向けの自主目標にとどまり、依然として絶対的な温暖化ガス排出量の増加を是認する内容。 <要求>:先進国の削減目標は依然低すぎると主張。2020年までに温暖化ガス排出量を1990年比で少なくとも40%削減することを求めるとともに、先進国にさらなる支援拡大と環境技術の提供を要求している。 ◎米国(年間排出量:64億トン、1人当たり21トン) <目標>:2020年までに温暖化ガス排出量を1990年比で3