トヨタ自動車は22日、2009年3月期連結決算(米国会計基準)の業績予想を下方修正し、本業のもうけを示す営業利益が1500億円の赤字になると発表した。 トヨタは11月の中間決算発表時に、連結営業利益の見通しを当初予想から1兆円減額して6000億円に下方修正していたが、世界的な新車販売の落ち込みや円高の進行を受け、再度の下方修正を余儀なくされた。 トヨタの前期の営業利益は2兆2703億円で過去最高だった。トヨタが最終的に営業赤字に陥れば、データが公表されている1941年3月期以降では初めてとなる。 09年3月期の予想については、売上高を前回の予想より1兆5000億円下げて21兆5000億円、税引き後利益を5000億円引き下げて500億円とした。