米NVIDIAは7日、米国で開催中の2010 International CESの会場にて、2個のARM Cortex-A9を含む8個の独立プロセッサを内蔵し、40nmプロセスで製造される新世代の「Tegra」を発表した。特にモバイル時のWeb閲覧をターゲットとし、高解像度なタブレットPC向けに適したSoC(System-on-a-Chip)とされている。 開催中のCESにて新世代「Tegra」を発表するNVIDIAのCEO、Jen-Hsun Huang氏 新Tegraでは、Web閲覧が快適に行なえるほか、1080pビデオのストリーミングや、Adobe Flash Player 10.1のアクセラレーションにも対応している。バッテリの長寿命化も特徴で、搭載機器は1回の充電でHDビデオなら16時間以上、音楽なら140時間以上もの再生が可能になるとされている。 2個のARM Cortex-A9
●動作周波数は333MHzではなく222MHzだった PSPチップは実はスペックの2/3のクロックでしか動作していなかった。今のPSPは、まだフルパフォーマンスを発揮できていないことになる。また、PSPのOSカーネルは32MBのメインメモリのうち、8MBものエリアを占有していた。これは、ゲーム機のOSカーネルエリアとしては、異例に大きい。 3月中旬に開催された「GDC(Game Developers Conference)」では、PSPについて、これまで一般にはあまり知られていなかった側面が明らかにされた。SCEA(Sony Computer Entertainment America)は、GDCで「PSP Advanced Software Overview」と題したセッションを行なった。その中で、SCEAのMark DeLoura氏(Manager of Developer Relat
●通常電圧版と中電圧版、低電圧版があるSilverthorne Intelは携帯機器向けの新しいx86 CPU「Silverthorne(シルバーソーン)」を今春(2008年春)投入する。4月のIntel Developer Forum(IDF)頃にプロセッサ自体を発表し、6月頃までに製品の発表を行なう予定だ。 Silverthorneがターゲットとするのは、Intelが「MID(Mobile Internet Device)」とカテゴライズする携帯機器。スマートフォンより大サイズで、ノートPCより小サイズ。4.5~7型程度の液晶を備え、重量は数百g、無線通信機能を備え、WindowsやLinuxを搭載し、多様なアプリケーションを走らせることができるマシンだ。広義のMIDの中には、Windowsを搭載しWindowsのユーザーインターフェイスを使う「UMPC(Ultra Mobile PC
●小さなCPUコアを高速に回すのがSilverthorneのアイデア Intelの超低消費電力CPU「Silverthorne(シルバーソーン)」のターゲットは明瞭だ。ScorpionのようなARM系の高パフォーマンスCPUより高いパフォーマンスレンジを、リーズナブルなパフォーマンス/消費電力で実現する。それによって、PCと携帯電話の狭間にあるUMPC(Ultra Mobile PC)やMID(Mobile Internet Device)といったモバイル機器のCPU(携帯電話側の表現ではアプリケーションプロセッサ)の座を得ることだ。Silverthorneを含む「LPIA(Low Power Intel Architecture)」系CPUと、その派生プロセッサ群は、このほかにもさまざまな市場をターゲットにしている。しかし、主戦場である携帯デバイスでは、ARMが仮想敵だ。 そこで、Int
カンファレンス会期:2月4日~6日(現地時間) 会場:米国カリフォルニア州サンフランシスコ市 (最終更新 2月8日) 【 2月 8日】 後藤弘茂のWeekly海外ニュース Intel最大のモンスターチップ「Tukwila」の概要が明らかに 【 2月 7日】 米SanDiskと東芝、3種類の16Gbit NANDフラッシュメモリを共同開発 後藤弘茂のWeekly海外ニュース これが超低消費電力「Silverthorne」の正体だ 【 2月 6日】 後藤弘茂のWeekly海外ニュース ISSCCに次世代Cell B.E. 45nm版が登場 ~6GHz動作、電力を30%以上削減 ルネサスが携帯電話機用最新プロセッサ 「SH-Mobile G3」を披露 【 2月 5日】 Sunがサーバー向けハイエンドプロセッサ「Rock」の概要を公表 【 2月 4日】 後藤弘茂のWeekly海外ニュース Inte
●64-bitやVTもサポートするSilverthorne Intelの、低消費電力x86 CPU「LPIA(Low Power Intel Architecture)」である「Silverthorne(シルバーソーン)」の正体が見えてきた。現在、米サンフランシスコで開催されている半導体カンファレンス「ISSCC(IEEE International Solid-State Circuits Conference) 2008」では、IntelがSilverthorneの概要について、初めての発表を行なった。 Silverthorneは、TDP(Thermal Design Power:熱設計消費電力)を2W以下に抑えることをターゲットとした、超低消費電力CPUとして設計された。電力は抑えながらも、PC向けCPUと同等の機能(命令)を備えた。Core 2 DuoのSSE3までの命令セットに互
Intelは、ISSCC 2008にて、数百mW程度の消費電力で動作できる、超低消費電力のIAプロセッサを発表した。コードネーム「Silverthorne」と呼ばれているCPUで、全くの新設計CPUである。(講演番号13.1:A Sub-1W to 2W Low Power IA Processor for Mobile Internet Devices and Ultra-Mobile PCs in 45nm High-k Metal Gate CMOS) Intelは2006年6月に同社のXscaleプロセッサファミリを中心とした携帯機器向けコミュニケーション・プロセッサとアプリケーション・プロセッサ事業をMarvellに売却した。その後、Xscaleに替わる同社の携帯電話やモバイルインターネット用途向け超低消費電力プロセッサをどのように提供していくのか、ということが注目されていたが、
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