アンコール遺跡群はたくさんの遺跡の集合体が世界遺産として登録されているので、最も古いものから新しいものまでには、建てられた時期が約400年違います。西暦800年前後に築かれた王朝は、アンコール・ワットから南西に約14キロメートルの場所。 王都の名前は「ハリハラーラヤ」。現在はロリュオス遺跡群として、親しまれています。 この写真の遺跡は「バコン」といい、初めてピラミッド型の形式がとられました。 中央の祠堂は、当初レンガ造りでしたが、12世紀に砂岩で作りなおされて現在に至ります。当初から印象は大きく変わっていると思われますが、以後の建築よりもシンプルで小ぶりな姿に歴史の始まりを感じてみてください。 こちらは標高60メートルの丘の上に建つ、プノン・バケン。 アンコール・ワットの全体像を見下ろすことが出来、このように美しい夕焼けを目指して、夕方にかけて多くの人が訪れます。 アンコール遺跡周辺は平地